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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第493回

アウトドアテイストのスズキ「スペーシアギア」は、ジムニー顔で車内の開放感がキモチイイ!

2025年01月01日 12時00分更新

文● 矢田部明子 写真●吉野健一 編集●ASCII

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スズキ

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回はスズキの軽自動車、新型「スペーシアギア」の内外装をレポートします。どのメーカーも軽スーパーハイトワゴンのSUVテイスト枠は年々増加傾向にあり、市場では全体の34%を占めるほど売れているそうです。

 そんな大人気のSUVテイスト軽スーパーハイトワゴン「スペーシアギア」の主に内外装について紹介します。

スズキ「スペーシアギア」は、こんなクルマ

 2023年11月に、6年ぶりにフルモデルチェンジした3代目スペーシア。ノーマルの「スペーシア」というグレードに加えて、メッキパーツとエアロを装着した「スペーシアカスタム」がラインナップされました。そこに、今回はSUV風になった「スペーシアギア」が登場! この「スペーシアギア」はアウトドアテイスト満載で、そのままキャンプに行けそうなデザインとなっております。

スズキ「スペーシアギア HYBRID XZ TURBO(2WD・CVT)の主なスペック
サイズ 全長3395×全幅1475×全高1800mm
ホイールベース 2460mm
車重 900kg
エンジン 657cc 水冷直列3気筒DOHC12バルブ+モーター
最高出力 36kW(49PS)/6000rpm
最大トルク 58N・m(5.9kgf・m)/5000rpm
価格 209万7700円 ※2トーンルーフ仕様車

 それでは、細かくチェックしていきましょ~!

スペーシアギアの魅力 その1
ジムニー顔になった外装デザイン

スズキ

ヘッドランプ、フロントグリル、バンパーがギア専用となっていて、パッと見スペーシアだと分からないデザインになっています

 全体的にガジェット感のあるデザインで、ヘッドライトの丸目と、縦スリットの入ったグリルはジムニーそっくりです。また、スペーシアBASEのような商用車感はなく、乗用車とクロカン四駆の間といったデザインは、街乗りSUVテイストで好印象です。

スズキ

 スッキリとしていて余計な曲線が無く、縦、横、斜めの多角形デザインを使うことで、コンテナ感が表現されています。

スズキ

 ボディカラーは、2トーンが6色、モノトーンが3色の、全9色展開となっています。ボディカラーによってガラッと印象が変わるのも特徴で、ミモザイエローパールメタリック、ガンメタリックの2トーンルーフは、ポップでキュートな印象に。カーキ色系はミニタリーな感じ、モノトーンは男らしい印象を受けます。

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ライトカバーは樹脂パーツになっており、キャンプに行った時に木が当たっても、ライトが傷つきにくい形状になっています

スズキ

ナンバー脇には、迷彩柄を意識した模様が黒い樹脂パーツでできています

スズキ

サイドは、ルーフレール、サイドガーニッシュ、サイドアンダーガーニッシュが専用装備となっています。それにしても……スペーシアのコンセプトであるコンテナデザインは、ギアにピッタリです!

スズキ

 矢田部のお気に入りポイントは、サイドガーニッシュの“GEAR”エンブレムです。大きさは手のひらサイズで、このオレンジ色は、少し赤味の強い色合いに調整しているようです。どのボディカラーにも合うように、デザイナーさんがこだわったポイントだそうです。

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ホイールもギア専用デザインとなっています。ホイールのデザインは十字になっており、プラスのネジの頭に見えます

スズキ

リアは、バンパーがギア専用となっています

 バンパーセンサーはネジで留めたような面持ちになっており、個人的にかなり胸熱ポイントでした。

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GEARのエンブレムは、真正面から見るとガンメタ、横から見るとオレンジ色になっており、立体的に見えます

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