みずほFGが楽天グループに助け船を出した
実際、みずほFGとしても、楽天グループに助け船を出したという程度の提携なのだろう。
楽天グループに対する出資比率は14.99%ということで、楽天カードの業績がみずほFGの決算に影響を与える持分法の適用外の数字を選んだようだ。
みずほFGの木原正裕社長は「数字にあまり深い意味はない。楽天カード自体はとても重要なビジネスと考えており、資本提携だけでなく、楽天グループとは双方にメリットがある提携をしていきたい。ただ、私は慎重派なので、まずはお試しということで会社の持分法の適用外になる数字を選んだ」と語っている。
実はみずほFGにはすでに「ユーシーカード(UC)」と「オリコカード」が存在しており、コレに新たに楽天カードが加わる構図になる。
木原社長は「一人でやるより、オープンでやった方が経済圏は広がる」と語る。
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