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西日本最大の電脳街 大阪・日本橋のPCショップ&PCパーツショップ取材レポート 第28回

マザーボード「X870E Taichi Lite」がオススメ!!

性能のみを追い求めるならコレ!ハイエンドを簡略化した“Lite版”ASRockマザーボード:ソフマップ なんば店

2024年11月01日 16時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●ドリブルまつなが/ASCII

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 大阪・日本橋のPCパーツショップ「ソフマップ なんば店」を取材。店舗スタッフ・金成俊介さんのオススメは、ASRockのAMD X870Eチップセット搭載ハイエンドマザーボード「X870E Taichi Lite」です。

ソフマップ なんば店

スタッフの金成俊介さん

ASRockのX870Eチップセット搭載ハイエンドマザーボード「X870E Taichi Lite」がオススメ

 X870E Taichi Liteは、ASRockのハイエンドマザーボード「X870E Taichi」をベースに、装飾を簡略化して低価格化を実現したモデルです。

 搭載チップセットはAMD X870EチップセットでCPUソケットはSocket AM5、フォームファクターはATXのマザーボード。メモリースロットは4基で最大容量256GB、メモリー最大速度はDDR5-8200(オーバークロック)に対応します。

 拡張スロットはPCIe 5.0×16スロットを2基搭載。M.2ソケットはPCIe 5.0×4とPCIe 4.0×4を3基。SATAは6基搭載し、高いストレージの拡張性を持ちます。

 USBインターフェースはバックパネル側がUSB Type-A(3.2 Gen2×5基、3.2 Gen1×3基)、USB4 Type-C×2基、USB 2.0×2基。フロント側インターフェース用のピンヘッダーにはUSB Type-A(3.2 Gen1×2基)、USB Type-C(3.2 Gen2×2)、USB 2.0×2基が備わります。

 映像出力はHDMI 2.1とUSB4、音声入出力はHD Audio入出力とSPDIFを搭載。通信機能は5ギガビットLANとWi-Fi 7&Blutooth 5.4を備えており、ネットワーク周りも万全です。

店頭価格は7万8800円

 金成さんによると、X870E Taichi Liteの特徴は、ハイエンドマザーなのに全く光らない点だといいます。ASRockマザーボードの「Taichi」といえば、歯車の装飾が印象的ですが、それらの装飾は模様に落とし込み、アドレサブルRGB LEDも排することで低価格化を実現したとのこと。

 ハイエンドマザーボードの「X870E Taichi」と電源回りや基板設計は変わらず、装飾を簡略化したことで約1万円安価になっています。近日登場予定のAMD Ryzen 7 9800X3Dとのセット購入がオススメとのことで、ぜひ検討してみてください。

AMD CPUとセット購入で値引きになるキャンペーン。10月31日までは追加キャンペーンでさらに最大4000円の値引きも加わっていましたが、現在は最大5000円値引きの通常キャンペーンのみそのまま実施中です

 ソフマップ なんば店では、AMD CPUと対応マザーボードの同時購入で最大5000円値引きになるキャンペーンを実施しています。X870E Taichi Liteも5000円値引きの対象です!

インテルCore Ultra 200Sについて

 取材当日の10月25日には、同日発売となったインテル「Core Ultra 200S」シリーズに関してもコメントを聞けました。

 ソフマップ なんば店も他店と同様、最上位モデル「Core Ultra 9 285K」の在庫確保が難しいようで、今後の入荷についても未定だといいます。

 新登場したマザーボードの種類は豊富で完成度の高い製品が多いものの、最上位CPUが無い状況ではマザーボード含めた全体的な動きも鈍いようです。やはりCore Ultra 9 285Kの供給力が今後の注目ポイントになりそうですね。

【取材協力】

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