このページの本文へ

最新の画像生成AI「FLUX1.1 [pro]」違いは? Midjourney、DALL-E、Imagen 3、Stable Image Ultraと比較

2024年10月18日 17時00分更新

文● 田口和裕

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

各バージョンとの比較

 まずはいつものお姉さん生成プロンプトで各バージョンを比較してみよう。

プロンプト:A photorealistic portrait of a young woman with dyed pastel pink hair and subtle makeup, wearing trendy streetwear, standing in a bustling urban crossing with neon signs in the background

 プロンプトは操作パネルの左上に入力。「AI-Prompt」にチェックを入れることでプロンプトがAIによって補正されるようだ。

 「Mode」をクリックすることで、利用する画像生成モデルを選択できる。ここでは「Flux 1.1 Pro」を選択しよう。

 なお、モデル名の表記が若干異なるが「Flux Fast」はFLUX.1 [schnell]、「Flux」はFLUX.1 [dev]、「Flux Realism」はFLUX.1 [pro]に相当するのだろう。もしかして、ベースモデルから多少カスタマイズしているのかもしれない。

 また、「Mystic」および「Classic」「Classic Fast」はFreepikの独自モデルだ。

 「Style」をクリックすると生成画像の画風(スタイル)を選択できる。

 デフォルトでは「#photo」になっている。今回はそのまま利用することにする。

 以上の設定で描画した結果。たったの9秒足らずで生成された。クオリティーに関してはこのプロンプトだと以前のバージョンとそこまで違いを見つけられない。

1.1 [pro]

 こちらはこれまでのフラッグシップモデル1 [pro]で描画した結果。描画速度は8秒を切った。

1 [pro]

 ローカルでも使用できる1 [dev]の生成結果。正直上位モデルとの違いはあまり感じられない。描画時間はさらに短い6秒だ。

1 [dev]

 最速モデル[schnell]で描画した結果。こちらも正直、上位モデルとさほど変わらない。全体的にこのプロンプトではどのバージョンも似たような画像が生成されるようだ。

FLUX.1 [schnell]

カテゴリートップへ

ピックアップ