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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第461回

新型「プリウス」は尖ったデザインと軽快な走りなのでZ世代に乗ってもらいたい

2024年09月23日 12時00分更新

文● 矢田部明子 写真●吉野健一 編集●ASCII

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プリウス

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、トヨタのハイブリッドカー「PRIUS(プリウス)」についてレポートします。乗ってみてわかった、良かったこと&悪かったことを、包み隠さずお伝えしていくので、購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください!

「プリウス」は、こんなクルマ

 コンセプトは「一目惚れするデザイン」「とりこにさせる走り」で、旧型に比べて内外装デザインがガラッと変わり、走行性能もスポーティーに変わっています。また、HEVとPHEVがラインアップされているのも、大きな特徴です。

 ちなみに、PHEVとはプラグインハイブリッドと呼ばれ、家庭に設置された外部充電器で充電もできるハイブリッド車のことです。街乗りはバッテリーの電力だけで走行がほぼ補え、長距離ドライブではバッテリーに加えてエンジンを使ったハイブリッドでの走行が可能と、電気自動車とガソリン車の良いところを活かしながら走れる車なのです。

トヨタ「PRIUS Z」(HEV・E-Four)の主なスペック
サイズ 全長4600×全幅1780×全高1420~1430mm
ホイールベース 2750mm
車重 1360~1570kg
エンジン 1986cc 直列4気筒
最大出力 111kW(151PS)/6000rpm
最大トルク 188N・m(19.2kgf・m)/ 4400~5200rpm
フロントモーター 最大出力:83kW(113PS)
最大トルク:206N・m(21.0kgf・m)
リアモーター 最大出力:30kW(41PS)
最大トルク:84N・m(8.6kgf・m)
車両価格 320万~460万円

 それでは、細かくチェックしていきましょ~!

新型プリウスはここが良くなった! その1
インテリア&エクステリア

プリウス

 フロントフェイスで特徴的なのは、つり目でシュッとした印象のヘッドライトの形。今回のデザインはプリウスと言われないとわからないくらい、外装の方向性がガラッと変わっています。

プリウス

 鼻先が出ているデザインが、なんか可愛い! いい意味で、プリウスっぽくないデザインになりました。

プリウス

 横から見ると、今までのプリウスのイメージにはない“近未来感”がプラスされたように感じます。

プリウス

 そして、先代モデルとの1番の違いはAピラー。なんと、スープラのAピラーよりも角度が寝ているとのこと。

プリウス

 ホイールはなんと19インチ! 私の若かりし頃は、17インチのホイールを履いていたらスポーツカーと言われていたのに……。今となっては、スポーツカーじゃなくても19インチか……。

 19インチの大きいタイヤ&周りもダークな色で処理が施されているため、ボディーが薄く見え、スポーツカー感が出るのは個人的に気に入っているポイントです。

プリウス

 個人的にサイドで1番注目すべきは、リアドアの区切り部分を目立たせないデザインにしているところです。

プリウス

 そして、ドアハンドルをリアウィンドウに持ってきた理由は、無駄な部分を省いて、全体をいかに美しく見せるかを考え抜いたデザイナーのこだわりなのかも? デッサンからそのまま抜け出してきたかのようなデザインがいいですね!

プリウス

 どこから眺めても、子供の頃に漫画やアニメで見た「未来の車」のデザインそのものといった感じです。リヤゲート部分やテールランプが一体になっていて、直線的なところもそう感じます。

プリウス

 黒とサテンシルバー系で統一され、シンプルでカッコ良く落ち着いた感じのデザインになっています。

プリウス

 面白いのは“隠れプリウス”のマークがあるところ! フロントウィンドウの上部に、小くプリウスのアイコンを見つけました!

プリウス

 運転席側のダッシュボード横にも、プリウスのアイコンが描かれています!

プリウス

 センターコンソール部分はピアノブラックが随所に使用され、大人っぽくスタイリッシュな雰囲気です。

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