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FIXER Tech Blog - Azure

法人向け「Microsoft Entra ID P2ライセンス」を個人で購入する方法

2024年09月19日 10時00分更新

文● 左古 夏月

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 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「個人でMicrosoft Entra ID P2ライセンスを購入してみた」を再編集したものです。

こんにちは、株式会社FIXERの左古です。

今回は個人でMicrosoft Entra ID P2ライセンスを購入するまでの流れをお伝えします。

私が購入したときは個人で購入する方法をネットでみつけられなかったので、参考になればと思います。
 

Microsoft Entra IDライセンスとは

まず、Microsoft Entra IDとは何ぞやという方がほとんどだと思いうのでそちらから説明させていただければと思います。

Microsoft Entra IDはSSOやMFAを使用したアカウントの保護、Azure上でのアクセス制御・監視・制限等ができるサービスです。

ほかにも様々な機能があるので気になった方はぜひMicrosoft 公式のドキュメントを読んでみてください!

Microsoft Entra ライセンス - Microsoft Entra | Microsoft Learn

経緯

今回購入したのはMicrosoft Entra ID のP2ライセンスです。

こちらはM365 E5にも付随してくるのである程度の規模の企業にお勤めの方なら使ったことがあるかもしれません。

つまり企業用です。

なぜそのような企業向けのライセンスを購入したか

ロマンです!!!!!!!!!!!!!!

あと個人のテナントでPIM(Privileged Identity Management)がしたかったからです。

みなさん、企業向けの大きなおもちゃほしくなったことはありませんか?

例えば飛行機やサーバー、ミシン、スイッチングなどなどプロ仕様なものってほしくなりませんか?

私はほしくなります。

今回の矛先はMicrosoft Entra ID P2に向いたわけです。

そんな中で購入に1か月ほど費やしたのでそちらの紹介をしていこうと思います。

Microsoftに問い合わせ

まず、法人向けのものを購入しようとした際に行うこと、それは資料請求ですよね。

今回は資料はMicrosoft が公開していたのでMicrosoft Entra ID P2の購入前相談窓口へ個人で購入させていただいてもいいかの相談を行いました。

ただ、そこは法人向けの窓口だったらしく普通のM365の窓口を案内されて終わりでした。

悲しいことにMicrosoft Entra ID P2の窓口は法人用しかありませんでした、、、

しかし良い兆しもありました。

私以外に過去にMicrosoft Entra ID P2を個人で購入した方がいらっしゃったというのです。

前例があるのはとてもいいことですね。

次に向かったのは紹介されたM365の窓口

こちらに問い合わせたのですが、いまだに回答をいただけていません、、、

Microsoft は大企業ですし日夜様々なお客様がいるでしょう

しょうがないことです。

そこでダメもとでもう一度、Microsoft Entra ID P2の購入前相談窓口に相談させていただいたところ!

なんと!

過去にMicrosoft Entra ID P2を購入しようとして購入できなかった個人の存在が明らかになったのです。

本当に購入できるのか不安にさいなまれました。

ただ、個人での購入方法は教えていただけたのです!

Microsoft Entra ID P2購入

教えていただいた購入方法で購入してみることに

そこからはあっという間でした。

ちなみに購入方法は普通の法人購入窓口からの購入です。

意外と個人でも行けるものですね。

アカウントの登録、支払い設定等々を済ませて入ったテナントには

ライセンス   Microsoft Entra ID P2

の文字

正直興奮しました。

なぞの達成感にひたりながら自分ひとりしかいないテナントにP2あってもなという虚無感に襲われ続けています。

終わりに

今回は個人でMicrosoft Entra ID P2ライセンスを購入してみましたが、個人にはあまり必要のないものですね。

今後は作業用のアカウントを作成して作業時にPIMをしていくだけになりそうです。

正直、お金もかかりますし個人で扱うにはロマンの域を出なさそうなのでみなさんもぜひMicrosoft Entra ID P2ライセンスを購入して私と一緒に虚無感を味わいませんか?

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