FLUX.1 Dev用の学習環境もUI環境が公開された
いま動作しているFLUX.1 Dev用の学習環境は、エンジニアのOstrisさんがGithubで公開しているスクリプト環境「AI-Toolkit」です。サービスはそれぞれUIが異なるものの、中身は同じであると考えて間違いありません。
実際、ローカルPCでも、VRAM 24GB以上ある環境であれば、Pythonのスクリプトを使って動作させることができるのですが、環境設定に専門知識が要求されるため、筆者は実行に成功できませんでした。ただし、8月30日にUI環境が発表されたため、今後はローカルPCでの作成を試す人は増加してくるとも思われます。
一方で、これまでのLoRAの作成環境は、日本人のKohyaさんが開発している「sd-scripts」がディファクトスタンダードに近い存在になっていました。さらに、bmaltaisさんがUIにあたる「Kohya's GUI」を開発したことで、使いやすい環境として普及が進みました。
現在、Kohyaさんは、FLUX.1用LoRA向けの環境の開発を続けており、VRAM24GBで動作するように調整が進んでいます。ただ、やはりPythonなどの専門知識が求められるため、まだ実行環境を構築するにはハードルが高い状況です。Kohya's GUIも、アップデートに合わせた開発が進められているのですが、誰にでも簡単に使えるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。
今後、ローカルPCでの環境も整ってくると思えますが、VRAMの要求水準も高いので、有償のクラウドサービス利用が、FLUX.1用LoRA学習では一般化してくるのかもしれません。

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