楽天モバイルが好調だ。三木谷浩史会長は直近で750万近い契約数を確保していると言い、楽天モバイルの鈴木和洋共同CEOも「すでに800万は見えてきている。さらに、その先の1000万をできるだけ早い時期に達成していきたい」と意気込む。
楽天モバイルにおける単月黒字化は契約数で800〜1000万と言われており、1つの目標はクリアしそうな雰囲気が出てきた(もう1つは1人あたりの通信料収入だが、こちらは2500〜3000円と言われており、現状は2000円前後であるため、目標達成はかなり先になりそうだ)。
楽天モバイルは3000円程度の安価な料金プランでデータ使い放題ということで、既存3社からユーザーをさぞ大量に奪っているのかと思いきや、KDDIの髙橋社長は「我々から楽天モバイルへの流出を見ても、そんなに数は大きくない」と言い、ソフトバンク宮川社長も「ソフトバンク目線で見ても影響はほとんどない」と、2人揃って涼しい表情を見せた。
ただ、髙橋社長は「(楽天モバイルにおける新規契約の)数字が短期間に上がっているのは若干、違和感がある」と指摘する。
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