工場の動線管理や業務車両の接近検知に 「MAMORIO Biz works with ifLink 近接検知サービス」提供開始
MAMORIOは7月8日、「MAMORIO Biz works with ifLink 近接検知サービス」を提供開始した。
同社はBluetooth Low Energy(BLE)規格に準拠した小型ビーコンタグ「MAMORIO」を提供しており、法人向けにビーコンの所在管理ソリューション「MAMORIO.biz」サービスを展開している。
新たなMAMORIO Biz works with ifLink 近接検知サービスでは、東芝デジタルソリューションズが提供する共創型IoTプラットフォーム「ifLink」を採用し、ビーコンを活用して入構者や業務車両の位置情報、人の導線把握のデジタル化を実現。MAMORIOが提供する各種ビーコンを人に所持させたり、業務車両に設置することで、それらのビーコン信号を受信した際に、ifLink対応のデバイスやウェブサービスと連動した通知や表示を動作させることが可能となる。
以下のような利用方法を想定している。
・納品業者の到着通知による効率化
納品業者が所持しているビーコンタグから位置情報を受信し、接近や到着を納品先へ自動で通知。納品作業時の待ち時間の解消につなげる
・サイネージとの連携による案内
入館時に渡した入館証のビーコンタグから入館者の接近を検知し、サイネージに行き先など入館目的に応じたコンテンツを表示。スムーズな案内につなげる。
・業務車両の接近検知による事故リスク回避
トラック、フォークリフトやカートに設置したビーコンタグから接近情報を検知すると、パトライトを点滅させ、作業員や通行人に警告。危険回避につなげる。
・備品の所在管理
備品に取り付けたビーコンタグから位置情報を検知し、所在場所を管理画面ですぐに確認。紛失時にはメールで通知して早期回収につなげる(近日、「MAMORIO.biz works with ifLink 備品管理」をリリース予定)。