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AIによるなりすまし防止やデジタル化促進も

アルコールチェック義務化を業務軽減 「アルろく for LINE WORKS」の連携

2024年06月13日 10時00分更新

文● ASCII

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アルろく for LINE WORKS

 LINE WORKSは6月12日、「LINE WORKS」と、トリプルアイズが開発したアルコールチェック記録・管理サービス「アルろく for LINE WORKS」の連携を開始した。

 この連携により、顔認証やAI-OCRなどのAIを活用し、アルコールチェック義務化に伴う安全管理業務工数を軽減する。

開発の背景

 2022年4月・2023年12月の道路交通法改正により、特定の台数の白ナンバーの車を保有する事業所にアルコールチェックが義務化された。建設業や小売・卸業などの企業は、安全運転管理者・副安全運転管理者やドライバーの業務が増え、これらが大きな負担になっているという。

 それらの課題の解決に向け、同社はアルコールチェック管理業務の効率化・負担軽減と飲酒運転の根絶を目的にアルろく for LINE WORKSを開発。管理の負担を最小限に抑えられるよう、すでに各企業で導入済みの既存のアルコール検知器にも対応する。

アルろく for LINE WORKSとは

 本サービスは、アルコールチェックや運転日誌の記録をLINE WORKS上で実現するAI顔認証付きクラウドアルコールチェックサービス。LINE WORKS上のトークルーム内やホームから使えるように、ユーザーの使いやすさにも考慮している。

アルろく for LINE WORKS

AIを活用した顔認証機能によるなりすまし防止

 運転者の顔とアルコール検査結果を撮影し、AIが自動で顔認証するとともに専用の管理画面にアルコール検査結果を送信。撮影した写真も管理画面にアップロードされるため、管理者の本人確認作業の負担軽減に加え、なりすまし防止の一層の強化にも繋がる。

導入済みのアルコール検知器も使用可能

 スマートフォンで撮影した検査結果は、LINE WORKS OCR(文字情報を読み取ってデータ化するサービス)で自動認識し読み取った画像をデータ化するため、低価格の通信機能がないアルコール検知器や、複数の機種のアルコール検知器を導入している場合も利用できる。検査後はLINE WORKSのトークルームに通知が届くため迅速な指示対応が可能で、対応履歴も後から振り返ることが可能。

検査結果や運転日誌は専用の管理画面で管理

 アルコール検査結果以外にもオドメーター(走行距離計)を撮影することで、運転者の入力負担の軽減や入力間違いを防止する。走行距離は管理画面上で自動集計されるので、管理者の集計作業の負担を軽減。確認作業では一括チェックも可能で、入力された情報はCSVでダウンロードできる。

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内容:アルろく for LINE WORKSを活用し、LINE WORKSでもっと簡単にできるアルコールチェック義務化対応についてオンラインセミナーを開催。デモを交えてアルコール検査から検査結果のデータ送信やアルコール検知時のアラート通知、管理画面の操作方法を解説する
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視聴方法:Zoom(PCでもスマートフォンでも視聴可)
※申し込み者には視聴のURLが事前に送られる
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 業務で使用する自家用車が5台以上
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