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編集部主催の「TOKYO Gaming-PC STREET」6月30日(日)開催【イベントのお知らせ】 第23回

ケースファン「Shark Force」シリーズと、CPUクーラー「Ice Myst」シリーズを紹介

PCを冷やす&クールに見せるならSilverStone! アスキー主催イベントでモリケン氏がイチオシ製品をアピール

2024年07月02日 18時00分更新

文● 佐藤ポン 編集● ASCII

提供: SilverStone

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 現代のゲーミングパソコンに不可欠な存在といえば冷却系のパーツ。システム全体を冷やしてしっかりと動作させることはもちろん、LEDによって美しく演出する際にも重要になってくる。

 6月30日にアスキー編集部主催で秋葉原で実施されたイベント「TOKYO Gaming-PC STREET」では、フリーランス・モリケン氏とジサトラヤヒロによる「ゲーマーならPCもクールにSilverStoneで強力冷却だ!」というタイトルのセッションを実施。ファンやクーラーなどの冷却装置で有名なメーカー「SilverStone」の製品の魅力について語った。

SilverStone

SilverStoneの冷却関連パーツについて、フリーランス・モリケン氏とジサトラヤヒロが紹介

ケース内のムワッを効率的に排熱!
性能バツグンのShark Forceシリーズのケースファン

 まずモリケン氏が紹介したのは、PCケースに装着するファン「Shark Force」シリーズ。120mm、140mm、160mmの3サイズがラインアップされており、ほとんどのPCケースに装着可能。LEDで光るタイプも用意されている。

SilverStone
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SilverStoneの人気商品「Shark Force」シリーズ

 この商品名についてモリケン氏は、「海中を高速で泳ぐ“鮫の皮膚”から着想を得て開発している」と解説。Shark Forceシリーズのファンは、ブレードの表面が鮫肌のように凹凸が刻まれている。この細かい突起で風を巧みに整流しているそうだ。

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ファンのブレードをよく見ると、鮫肌のような凸凹が見える

 さらにモリケン氏は、ケースファンを購入するときに注目すべきポイントを紹介。それは風量の指標となる“CFM”と呼ばれる数値。これは毎分に移動させる空気の量を示す値で、数値が大きいほど風量が強いというわけだ。

 なお、SilverStoneの「SF120」は100CFMで、「SF160」は160CFM。一般的なケースファンと比べて、高い性能を持っていることも紹介があった。

SilverStone

風量の面で高い性能を持つ

PCを光るファンで装飾したい人に最適
ケーブルがすっきりする製品

 Shark Forceシリーズのもう1つの魅力は、ARGBコネクターをデイジーチェーンできるところ。一般的なLED内蔵ファンは、ファンの数だけライティング用のケーブルを用意することが求められ、分岐ケーブルが必要になったり、配線が非常に複雑になったりする。その点、本製品なら組み立てが楽になるだけでなく、組み上がったあとの仕上がりも美しくできるのは大きな魅力だ。

SilverStone
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ファンとマザーボードをつなぐケーブルの本数が減り、内部をスッキリし上げられる

 肝心な性能について、モリケン氏は実測してきたデータを公開した。ファンをつけない状態とファンが3つの状態、さらにファンを6つに増やした状態を会場のスクリーンで示した。計測データの中でも顕著だったのは、グラフィックスカードの温度。ファンがゼロの場合は80度近くまで上がったのに対して、ファンを3つで72度まで下がり、6つで71度まで下がった。

追加ファンでCPU近辺のパーツも冷やせる
一体型水冷クーラー「IceMyst」シリーズを紹介

 モリケン氏が次に紹介したのは、水冷ヘッド部分に花びらのようなファンがついた水冷クーラー「IceMyst」シリーズ。こちらもオススメの製品のようだ。

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水冷CPUクーラーの「IceMyst」シリーズ

 CPUの冷却において最近主流となった一体型の水冷クーラーだが、モリケン氏は「欠点が1つある」と語る。それはCPU自体は冷えるが、その周辺が冷えるわけでないということだ。

 この問題を解決したのが、IceMystシリーズ。この製品は、水冷ヘッドの上にファンを増設でき、CPUと同時に周囲も効率よく冷やしてくれる。モリケン氏は、「最近のパソコンは、CPUの周囲にM.2 SSDやメモリー、VRMなど、発熱するパーツがたくさんあります。それをファンで冷やしてくれます」と解説。実際に検証した結果を紹介したが、差は歴然だった。

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花びらのように見えるファンは可変式。好きな角度に調整できる

 モリケン氏はIceMystの使い方について、「個人的におすすめなのは、M.2 SSDとVRMにファンの風を当てること。この2つのパーツは冷やしたほうがいいです。メモリーはオーバークロックをしない限り、そこまで必要はないと思う」と語り、今回のセッションを締めた。

SilverStone

CPUの温度ばかりに気を取られがちだが、その周辺の温度上昇にも気を配るべき!

 これから夏が本番になり、気温がグングン上がってくる。PC内部を冷やしたい読者はSilverStoneのケースファンやCPUクーラーを検討するといいだろう!

 セッションの内容は以下のアーカイブから視聴可能!

 

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