このページの本文へ

優れた接続性を備え、実質再生可能エネルギー100%を標準運用

アット東京の都市型DC「CC3」、7月1日よりサービス開始

2024年05月29日 13時55分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アット東京は、2024年5月28日、東京都港区の芝浦・品川エリアに受電容量約40MW(メガワット)のデータセンター「アット東京中央第3センター(以下CC3)」を竣工し、7月1日からサービス開始することを発表した。

CC3の外観

 CC3は、日本有数のネットワーク集積拠点である芝浦・品川エリアに位置し、パブリッククラウドやIX・パートナー企業の相互接続拠点としての利用を主用途としながら、実質再生エネルギー100%を標準とした運用、AIなどの次世代テクノロジー、ハイパースケーラーをはじめとした大規模需要にも対応するデータセンター。

 同センターには主要通信事業者のケーブル入線、国内外ネットワークサービス事業者のサービス設備設置に加え、IT企業が集積する豊洲・有明エリアとの間を最短ルートで結ぶ「東京港を横断する通信用光ファイバーケーブル」が入線し、優れた接続性を備える。

 アット東京は、CC3が、使いやすく、つながりやすい、新たな技術に対応した、社会に優しい環境対応型データセンターになることを目指すとする。加えて、さまざまなIT課題をスマートに解決する「Smart DC With Connectivity」としてデジタル社会のハブとなり、世界中の企業をボーダレスにつなげて豊かな未来を支えるプラットフォームとなるようチャレンジを続けるとしている。

■CC3の概要
名称:アット東京中央第3センター(CC3)
所在地:東京都港区(芝浦・品川エリア)
敷地面積:約8000㎡
総床面積:約3万5000㎡
サーバー室面積:約8000㎡(3000ラック設置可能)
受電容量:約40MW
竣工:2024年5月28日
サービス開始:2024年7月1日

■関連サイト

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード