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田口和裕の「ChatGPTの使い方!」 第23回

最新の生成AI使うなら「Perplexity Pro」がお得です

2024年05月24日 10時00分更新

文● 田口和裕

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AIモデルを変更する

 無料版にはおそらくOpenAIの「GPT-3.5」が使われているが、有料版にアップグレードすると「GPT-4 turbo」や「Claude 3 Opus」といった最新のモデルに切り替えて使用することができる。

 LLMを切り替えるには左側サイドバーのアカウント名の右側にある「歯車」アイコンをクリックする。

 設定画面の中程に並んでいるPerplexity Proに関する項目から「AIモデル」を探し、「デフォルト」をクリック。

 使いたいAIモデルを選択する。選択できるのは、メタが開発した「LLaMa 3 70B」に基づいてPerplexityが訓練したモデルである「Sonar Large 32K」、OpenAIの「GPT-4o」「GPT-4 turbo」、Anthropicの「Claude 3 Sonnet」「Claude 3 Opus」、そして「デフォルト(不明だがおそらくSonar-Small 32K)」の6種類となっている。

 利用モデルは今後も増えていくかもしれない。

 試しに「AIに関連したおもしろいエピソードを1つ教えてください」というプロンプトを使ってLLMを切り替えてみた。

 こちらがデフォルトのLLM。

デフォルトLLMの回答

 こちらは「Claude 3 Opus」。

Claude 3 Opusの回答

 そしてこちらが「GPT-4 turbo」だ。

GPT-4 turboの回答

 もちろんLLMなので毎回生成されるテキストは異なるが、LLMごとの個性を探るといったマニアックな楽しみができるのはたまらない。

 もちろん、スピード重視は「GPT-4o」、プログラムコードは「Claude 3 Opus」といった自分なりの使い分けも自由自在だ。

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