ブランドの認知拡大が鍵に
これまでNTTドコモとの取引のないXiaomiは、NTTドコモとの関係を築くことができるのか。
大沼社長は「われわれからアプローチしていないわけではなく、その都度、しっかりと会話をしている。いろいろ言えないことはあるが、会話は継続していきたい」と語る。
ちなみに、大沼社長は過去には日本や海外メーカーにも在籍し、キャリアとのパイプはかなり太い。Xiaomiとしても日本での販売台数をさらに稼ぐためにはキャリアとの関係性が重要ということもあって、大沼社長に白羽の矢が立ったのだろう。
コストパフォーマンスの高さとしてはZTEもXiaomiも申し分ない。あとは、nubiaやXiaomiといった、日本のユーザーが全く認知していないブランドをどれだけ浸透させるかが、飛躍するための課題と言えるだろう。

この連載の記事
-
第262回
トピックス
ソフトバンクとKDDIが“空の救助網” 雪山遭難、ドローンで発見 -
第261回
トピックス
スマホ5G“ミリ波”肩透かし 6Gは“センチメートル波”が鍵に -
第260回
トピックス
ドコモ苦戦 携帯3社、“値上げ”で明暗 -
第259回
トピックス
KDDI、通信品質で再び首位に ドコモとソフトバンクが不満「あの評価基準はおかしい」 -
第258回
トピックス
アドビ、AIで若年層開拓 “映える”画像を作りやすく -
第257回
トピックス
ドコモ経由の“NISAデビュー”増える マネックスか、SBIか、悩ましい選択に -
第256回
トピックス
KDDIドローン事業、9年目で軌道に乗る兆し 無人AIポート運用に成功 -
第255回
トピックス
楽天モバイル“値上げしない宣言”に他社が苦言 「自分たちでネットワークを構築しないくせに」 -
第254回
トピックス
クアルコム「Snapdragon」名称迷走 PC市場での認知施策が課題に -
第253回
iPhone
アップル新型「iPhone」全部比べた オススメはこれ -
第252回
トピックス
アップル「iPhone 17」eSIM専用に? 注目集める - この連載の一覧へ












