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ユウキロックの「節約バンザイ!」 第40回

10万円クレカ積立、SBI衝撃発表 オススメの証券会社とカードを考える

2024年03月26日 07時00分更新

文● ユウキロック 編集●ASCII

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 ネット証券各社がクレカ積立の上限額10万円への引き上げに伴うポイント付与率を早々に発表する中、超(スーパー)後出しジャンケンをかました「SBI証券」。最大手の動向に注目が集まる中、2024年3月22日、遂に具体的な詳細が発表された。これにはSBIユーザーは阿鼻叫喚、全王様もおったまげる事態となりました。

 最初に結論を簡単にお伝えすると「クレカをどんどん使ってくださいね」ということです。使えば使うだけポイント付与率がアップします。だがしかし、クレカ積立のポイント還元率が高く、年会費の元がほぼ取れるということで大人気の「三井住友カードプラチナプリ ファード」ならびに「Oliveフレキシブルペイプラチナプリファード」に関しては還元率がダウン。しかも「限界突破!叫べ!へのへのカッパ」の如く、かなりの金額を使わなくては最大ポイント還元率に到達しない形となったのです。

 今回は「SBI証券」衝撃の発表を紹介しつつ、ライバルである「楽天証券」「マネックス証券」「auカブコム証券」の中から「どの証券会社で、どのクレカを使えばいいのか?」を考えていきたいと思います。

※記事の配信先によっては画像や表組みが正しく反映されないことがあります。その場合はASCII.jpの記事をご覧ください

SBI証券の10万円クレカ積立 詳細を読み解く

 まずはうれしいニュースからです。「SBI証券」から今回の発表とともにキャンペーンの発表もありました。

【「三井住友カードつみたて投資」クレカ積立上限額10万円引き上げ記念キャンペーン】

内容:2024年5月買付分から同年10月買付分まで、積立額10万円までに対して、これまでと同様に最大5.0%のポイント付与率を適用
設定開始日:2024年3月23日システムメンテナンス終了後から
※初回5月買付分の設定は4月10日まで
※最終10月買付分の設定は9月10日まで

 以前の記事で予想した全国民が「三井住友カードプラチナプリファード」に飛び込むであろう、10万円に引き上げてもポイント付与率が変わらないという夢のような内容が半年だけ実現します。

【SBI証券・2024年5月買付分から2024年10月買付分までのキャンペーン内容】

カード名 年会費 月10万円の
クレカ積立
ポイント付与率
5月から10月
までの
獲得ポイント
三井住友カード(NL)
Oliveフレキシブルペイ
無料 0.5%
(500ポイント)
3000ポイント
三井住友カード
ゴールド(NL)

Oliveフレキシブルペイゴールド
5500円
(年間100万円利用で永年無料)
1%
(1000ポイント)
6000ポイント
三井住友カード
プラチナプリファード

Oliveフレキシブルペイ
プラチナプリファード
3万3000円 5%
(5000ポイント)
3万ポイント

 簡単に書けば、今まで月5万円のクレカ積立で年間に付与されたポイントがこの半年で貯まる形となります。1月から4月まで月5万円、5月から10月まで月10万円をクレカ積立した場合のポイントはこのようになります。

●三井住友カード(NL) Oliveフレキシブルペイ(以降ノーマル系クレカ)
1月から4月1000ポイント+5月から10月3000ポイント=合計4000ポイント

●三井住友カードゴールド(NL) Oliveフレキシブルペイゴールド(以降ゴールド系クレカ)
1月から4月2000ポイント+5月から10月6000ポイント=合計8000ポイント

●三井住友カードプラチナプリファード Oliveフレキシブルペイプラチナプリファード(以降プリファード系クレカ)
1月から4月1万ポイント+5月から10月3万ポイント=合計4万ポイント

 やはりプリファード系クレカの10ヵ月で4万ポイントはなかなかの破壊力です。だからさすがに継続するのは無理ですね。本当に「何で儲けんねや?」レベルですから。ここまで頑張ってくれたことに大きな拍手を送りましょう。

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