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防災からドローン&ロボ、グリーンテックまで 福島発先端テックスタートアップ

「Fukushima Tech Create 2024成果発表会」1日目

提供: 福島イノベーション・コースト構想推進機構

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 2024年1月31日と2月1日、福島県と福島イノベーション・コースト構想推進機構は、スタートアップピッチと交流イベント「Fukushima Tech Create 2024成果発表会」をいわき産業創造館にて開催した。Fukushima Tech Create(FTC)は、福島浜通り地域での起業と創出を支援するプログラム。イベントでは、3つの支援プログラムの採択者34名の成果発表、識者による講演やパネルディスカッションが行なわれた。本記事では、1月31日の「アクセラレーションプログラム」、「先導技術事業化アクセラレーションプログラム」に採択された14社(者)による発表をレポートする。

福島から重点6分野のテクノロジー事業を創出するFukushima Tech Create(FTC)

 福島イノベーション・コースト構想は、東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等15市町村(福島イノベ地域)の産業を回復するため、当該地域の新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクトだ。「廃炉」、「ロボット・ドローン」、「エネルギー・環境・リサイクル」、「農林水産業」、「医療関連」、「航空宇宙」を重点6分野と位置付け、産業集積の実現や人材育成等に取り組んでいる。

 Fukushima Tech Create(FTC)は、福島イノベ地域での起業と創業を目指す起業や個人を支援する事業として2020年よりスタート。創業ステージに応じて、起業や新規事業展開を支援する「ビジネスアイデア事業化プログラム」、アーリーステージ向けの「アクセラレーションプログラム」、大学や研究機関の研究成果の社会実装を支援する「先導技術アクセラレーションプログラム」の3つの伴走支援を実施している。

 基調講演にはスタートアップ支援のスペシャリスト2名が登壇。株式会社54代表取締役社長の山口豪志氏が登壇し、「スタートアップと資金調達~エンジェル投資~」と題し、エンジェル投資の意義やスタートアップの成長に必要な要素、地方ベンチャーの可能性について提言した。

株式会社54 代表取締役社長 山口豪志氏

 株式会社tsam代表取締役の池森裕毅氏は「スタートアップと人的資源~若手シード支援~」をテーマに、スタートアップを取り巻く環境、地方におけるアクセラレーションプログラムの役割について語った。

株式会社tsam 代表取締役 池森裕毅氏

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