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東工大・岡崎直観教授と生成AIの生成品質向上に関する共同研究にも着手

FIXERの生成AIサービスで日本語に強いLLM「Swallow」が利用可能に

2024年02月22日 15時30分更新

文● ASCII

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 FIXERは、2024年2月21日、東京工業大学(東工大)と生成AIの生成品質向上に関する共同研究契約を締結したことを発表した。締結を受け、同大学 情報理工学院の岡崎直観教授との研究活動に着手している。

 同共同研究では、大規模言語モデル(LLM)を使用した文章生成において、日本語の表記ゆれを縮減する手法や、長文や大量の文書を高い精度で要約する手法を開発し、その有効性の評価を行う。研究期間は、2023年11月1日から2024年3月31日までとなる。

 また、この共同研究開始を機に、東工大 情報理工学院の岡崎研究室・横田研究室および産業技術総合研究所(産総研)からなる研究チームが開発したLLM「Swallow」を、FIXERの生成AIプラットフォーム「GaiXer(ガイザー)」に実装。GaiXerユーザー向けに、オプションサービスとして提供する。

 Swallowは、Metaが開発したオープンソースのLLM「Llama2」をベースに日本語能力を強化しており、パラメータ数が70億・130億・700億のモデルが公開されている。評価実験の中でパラメータ数130億・700億のSwallowは、パラメータ数が同じ他モデルとの比較で最高性能を達成しているという(2023年12月時点)。FIXERによると、国内の商用生成AIプラットフォームにおいてSwallowの搭載は初めて。

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