◆自動車メーカーブースでお気に入りを探す
自動車メーカーに目を向けましょう。三菱自動車は今年発売予定の大型ピックアップトラック「トライトン」をフィーチャー。ゆみちぃ部長の目を惹いたのは、トライトンをベースにスノーシーンでの冒険をイメージしたトライトン スノー・シュレッダーです。「これなら雪山で遭難しても生きて帰れそう」と想起させる1台でした。
ルノー・アルピーヌブースは、「アルピーヌ A110R TURINI」を訴求。アルピーヌF1チームによる軽量化や空力最適化の技術が投入された車両「A110 R」をベースに、ホイールをカーボン製からアルミ製に変更するなど、ストリートでの使用をより気軽にできるよう変更が加えられた1台だそう。名前の由来はWRCモンテカルロのステージ「チュリニ峠」から。
「カッコいい、乗りたい!」とゆみちぃ部長は、広報担当者におねだり。残念ながらA110R TURINIの広報車の予定はないとのことですが、「A110Sならありますので」ということで、春になったら試乗してみたいと思います。
日産自動車のブースでは、ゆみちぃ部長お気に入りの日産アリア「NISMO仕様」を初公開。アリア e-4ORCEをベースに、風格と高い空力性能をあわせ持つ新世代EV NISMOのデザインをまとい、専用チューニングが生み出す高次元のハンドリング性能と爽快な旋回性、そして伸びのある加速などが味わえる1台だそうで、最高出力は10%向上させての430PS。NISMO専用の加速チューニングが施されているのだそうです。こちら年内発売予定とのこと。
4つホールのあるうち、ここでちょうど中間地点。昨年同様、シートメーカーブリッドのブースで一休みです。もう動きたくない雰囲気を醸し出すゆみちぃ部長。「この椅子、リクライニングはないんですか?」と、フルバケットシートに座りながらコメント。
中ホールへ移動してHonda/無限ブースへ。こちらのブースはCIVICを大フィーチャー。ブースをウロウロしていたらTYPE Rの偉い人(開発責任者)の柿沼秀樹さんを発見。昨年に引き続き、スーパー耐久シリーズでステアリングを握られた愛車の前で記念撮影をしてみましょう。
シリーズチャンピオンを獲得された柿沼さんは、ゆみちぃ部長に「TYPE Rを試乗された事ありますか?」と質問。「AT限定免許なので」と答えると、ちょっと残念そうな表情……。これはレインボーモータースクール和光で限定解除待ったなしですね!
なんと「シビック RS(ロードセイリング)」が初お披露目されました。2024年秋に発売予定で、現時点では6段MT搭載し、専用のエアロなどを装着しているということのみ。どうやらバックオーダーをかかえる「TYPE R」グレードに対する配慮として市場投入されるようです。
無限ブースでは、昨年のオートサロンで展示されていた「CIVIC TYPE R MUGEN Concept」の市販プロトタイプを展示。エアロのほかエキゾースト、ブレーキなどの足回りに手が加わるそうで、外装はFRPを使ったグループAと、カーボンを使ったグループBが用意されます。
今年発売予定のWR-Vもアピール。「WR-V FIELD EXPLORER CONCEPT」は、純正アクセサリーを装着し、アウトドアテイスト満点のクルマに仕上げられていました。
ホンダアクセスは、今春発売予定のアコードの純正アクセサリー装着車を展示。上品なスポーツテイストで、オトナの余裕を感じさせてくれました。
続いてメルセデス・ベンツへ。中核セダンのEクラスをジャパンプレミア。発売は2月を予定しており、価格は894万から。注目はパワートレインをすべて電動化したことと、グリルデザインをインバーテッド(反転)化したことなど。オトナの風情にゆみちぃ部長も「いつかはベンツ」という意識を持ったとかいないとか……。
今年、1号出店から50周年を迎えたオートバックスは、オリジナルスポーツカー「Garaiya(ガライヤ)」のEVバージョンを展示。2人乗りの軽量スポーツで、驚きはバッテリーが交換式であるということ。ガソリンエンジン版ガライヤがオートサロンで発表されてから20余年。今度は発売されるのでしょうか?
最近、ゆみちぃ部長が気になるマツダは、NDロードスターの2Lエンジン版ソフトトップ「マツダスピリットレーシング RSコンセプト」を展示。エクステリアや足まわりなどは、2021年から参戦しているスーパー耐久で培ったノウハウをもとに作られたのだとか。実践向けの1台、とても気になりますね。
DADブースでは、スワロフスキーをまとった2台のメルセデスが。「こういうクルマはオートサロンらしいですよね」と喜ぶ一方「これって車検が通るのですか?」とも。こちらは車検通らないそうです。