DM250Xの操作感と機能性をチェック
定評のあるキーボードは、キーキャップがクリアで内部のキースイッチ部のパンタグラフやセンタードームがホワイトで、よく見るとパンタグラフやセンタードームの動きも良く分かる。刻印は黒色の中央配置なので、アルファベットはよく見えるが記号などはかなり小さく感じて見づらいかもしれない。
キー入力中に時々キーキャップの印字をチラ見する必要のある、筆者のような「なんちゃってタッチタイプ派」だと、時々記号などが刻印されたキートップ上を目で探してしまうことがある。基本的に、DM250と同等なので慣れれば問題のない世界のはずだ。
キングジムのウェブサイトには、今回のDM250Xは「外観の透明度を上げるために丁寧に塗装を施し、ベース機種であるDM250から細かな仕様変更を経て、高級ガジェットとして満足できるプレミアムな逸品に仕上げた」のが特徴だと記載されている。
残念ながらDM250の内部構造や補強の仕組みなどは、本体を分解してみるまで分かりそうにない。そこで単なる興味本位で、今回のDM250Xと筆者のベースモデルのDM250の2台をキッチンスケールで実測してみた。
実測の結果、DM250Xは1gのSDカードを含んで623g、ベースモデルのDM250は620gとDM250Xモデルの方が2gだけ重い。写真の通りベースモデルのDM250現有機は本体の表面も裏面もかなりの面積をシールで覆われている。ハードウェアの個体差があるとしても、これらの結果からDM250Xの方がDM250より2g以上重いことは間違いなさそうだ。この差が仕様変更の結果であれば、ぜひその内容を知りたいものだ。
DM250Xにふさわしいケースを探し満足感に浸る
DM250Xを衝動買いした結果、同じDM250系が2台になってしまった。モバイルデバイス系には必須のケースだが、今回はDM250用にDM100の時代から愛用しているヴァンナイズの一見ポール・スミス風のデニムケースを共用するつもりでいた。
しかしDM250Xは、スケルトンな仕様で内部がいろいろ見えるので、派手な柄物のケースは何となくミスマッチ感があった。そこで今回は黒に近い濃いネイビーカラーの超シンプルな薄い革ケースを追加で衝動買い。大昔、愛用していたクリアなパームパイロットと革ケースのコンビネーションを彷彿とさせ、自己満足感に浸れるようになった。
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