【1/31、2/1無料開催】地域の課題解決に導く34社（者）のスタートアップがピッチ登壇

　福島県および福島イノベーション・コースト構想推進機構は、「Fukushima Tech Create 2024成果発表会」を2024年1月31日、2月1日に、福島県いわき市で開催する（オンライン同時開催）。同機構の起業支援プログラムに採択された34社（者）がピッチやブース交流会などを行い、成果を発表する。

　同イベントは、「福島イノベーション・コースト構想」の一環として福島イノベーション・コースト構想機構が推進する、スタートアップ起業・創業支援プログラム「Fukushima Tech Create」の成果発表会。

「Fukushima Tech Create」の3つの事業プログラム「ビジネスアイデア事業化プログラム」、「アクセラレーションプログラム」、「先導技術事業化アクセラレーションプログラム」の令和5年度採択者が一堂に会し、ピッチ、ブース交流会などを通じて、事業内容やプログラムの成果を発表する。両日のスタートアップピッチ発表者は、公式サイトで公開中だ。

　1月31日と2月1日の2日間に、採択34社（者）のスタートアップピッチとゲストによる講演、パネルディスカッションのステージを予定。ネットワーキングのためのブース交流会では、採択34社（者）の展示に加えて、ベンチャーキャピタルによる相談ブースも設置予定という。

　当日の参加は、会場参加・オンライン視聴ともに事前申し込みが必要。どちらも参加費は無料。

「福島イノベーション・コースト構想」は、東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域(※)などの産業を回復するため、当該地域の新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト。「廃炉」「ロボット・ドローン」「エネルギー・環境・リサイクル」「農林水産業」「医療関連」「航空宇宙」といった重点分野におけるプロジェクトの具体化を進めるとともに、産業集積の実現、教育・人材育成、交流人口の拡大、情報発信などに向けた取り組みを進めている。

(※)福島県いわき市、相馬市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村の15市町村を指す。