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新テーマは「インテル、AI(愛)入ってる。」Meteor Lakeでインテルが目指すAIの未来とは

2023年12月19日 17時00分更新

文● ジサトラユージ 編集● ASCII

提供: インテル株式会社

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各社からAI PCが続々登場

新テーマは「インテル、AI(愛)入ってる。」Meteor Lakeでインテルが目指すAIの未来とは

Core Ultra プロセッサー搭載のノートPCは、今後各社から新たなラインアップが展開予定だ

 12月15日のCore Ultra プロセッサー発表に合わせ、各社からこれらを搭載したノートPCも順次発売している。現在発表されているのは、Acer、ASUS、Dell、Lenovo、MSIの製品だ。ここでも一部ラインアップを紹介したい。

●Acer「Swift Go SFG14-72-F73Y/FE」

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12月15日発売の14型モデル。2240×1400ドット(16:10)の高解像度IPSディスプレーを搭載しており、独自の冷却技術でクリエイティブな用途も快適にこなすという。360万画素のQHDウェブカメラを搭載するほか、最大100Wの急速充電にも対応

●ASUS「ASUS Zenbook 14 OLED UX3405MA」

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2024年2月下旬以降発売予定。薄型軽量で、75Whという大容量のバッテリーを備えた14型ノートPC。色彩表現が美しい有機ELディスプレーを搭載しており、Thunderbolt 4をはじめとする各種高速インターフェースで拡張性も優秀

●Dell「New Inspiron 13」

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12月15日発売。持ち運びに優れた13型のモバイルノートPC。コンパクトで軽量ながら、Dolby Atmosに対応した2W×2のステレオスピーカーを搭載している。場所を問わず作業ができるほか、映画などの趣味を楽しむのにもアリ

●MSI「Prestige 16 AI Evo B1M(Prestige-16-AI-Evo-B1MG-1001JP)」

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12月15日発売。16型のビジネス・クリエイター向けプレミアムノートPC。従来のシリーズより薄型軽量なデザインにリニューアルしている。インテル Evo Editionにも準拠。dGPUを搭載したバリエーションモデルも販売を予定している

 そのほか、Lenovoからは「YOGA Pro 7i」という新モデルも発売予定だという。これらはCore Ultra プロセッサーを搭載、つまりこれぞ“AI PC”ということだ。持ち運べるモバイルノートPCから、dGPU搭載のクリエイター向けモデルまで、各社から個性豊かなモデルが登場している。ぜひ自分に合わせた製品をチェックしてみてはいかがだろうか。

 また、「ビックカメラ有楽町店」&「ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館」のパソコンコーナーでは、Core Ultra プロセッサー搭載のPCを体験できる「AI PC体験コーナー」も設置している。ビックカメラ有楽町店では18日から21日にかけて発売記念ベントも実施し、期間中に数量限定のノベルティーも配布する。付近にお住いの方は、製品選びの参考にするといいだろう。

インテルが目指す「AI Everywhere」

 今回のCore Ultra プロセッサー以外にも、インテルはAIへの注目度を高めていることがうかがえる。それを裏付けるように、同社はCore Ultra プロセッサーのローンチに合わせてニューヨークで「AI Everywhere」というイベントを開催した。さらに、本イベントの日本向けの記者説明会も実施している。

 今回のイベントは、その名の通りAIに関連した話題が主軸のもの。この中では、同社が検証した「Core Ultra 7 165H」のパフォーマンスに関する資料も公開されている。

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Core Ultra 7 165HのAI活用における性能。パフォーマンスはもちろんだが、電力効率の良さにも注目

 なお、本イベントではCore Ultra プロセッサーだけにとどまらず、エンタープライズ向け製品の「第5世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー」も発表されている。第5世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーもまた、“AI向けに設計されたプロセッサー”と解説されている。

 前世代と互換性を保ちながら、AIの推論パフォーマンスにおいて最大42%、そのほかの用途でもパフォーマンスの向上を実現しているという。

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第5世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーの主な特徴

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第5世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーの、前世代や前々世代との比較

 インテル株式会社 代表取締役社長の鈴木国正氏は、インテルの事業においてフォーカスする部分の1つとして“AI Everywhere”、いわばAIの民主化を挙げている。

 それに伴い、同社の執行役員 経営戦略室長 大野誠氏は、今後のAIはクラウドのLLMとローカルのLLMをシームレスにつなぐハイブリッドなものになっていくと語った。

 これにより、クラウド側ではより大規模なLLMを使った推論が可能な一方、ローカルでは機密性の高いデータを安心して扱えたり、ランディングコストを抑えられたりと、それぞれの長所を生かしてAIを活用していくことができるようになる。

 そうした新たなAI時代を実現するための製品が、Core Ultra プロセッサーや第5世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーということだ。

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インテルは「グローバル・サプライチェーンの強靭化」「ムーアの法則の継続」「Ai Everywhere」の3つのフォーカス・エリアを定めている。AIにおいては、今後クラウドとローカル、双方のLLMを活用する状況が増える。そうしたAI時代を支えるのがAI PCや第5世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーとなる

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Core Ultra プロセッサーと第5世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーを手に持つ鈴木国正氏

(提供:インテル株式会社)

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