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ラーメンWalkerキッチン協賛! ガチな「Xeonラーメン化」プロジェクトがついに開始

究極のサーバーCPU「Xeon」を究極のラーメンに! 人気店主を説得せよ

2023年12月19日 11時00分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII 写真●曽根田元 イラスト●まふにゃん

提供: インテル

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 やあ、Xeon(ジーオン)大好きなASCIIオオタニだ。突然だが究極のサーバーCPUである「インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー(以下、Xeon)」のラーメンを食べたくはないだろうか?

 究極のサーバーCPUであるXeonのすごさを理解してもらうには、究極のラーメンにするのがもっともわかりやすいと私は気づいてしまった。そんな想いで召喚したのは日本最強のラーメンメディア「ラーメンWalker」のプロデューサー松本さんと、さらに松本さん経由で連れてこられた人気ラーメン店「魂麺」の山西店主。はたして2人はオオタニの想いを理解してくれるだろうか?

究極のサーバーCPU「Xeon」を究極のラーメンに! 人気店主を説得せよ

さあ、いよいよXeonが究極のラーメンに!

全部盛りラーメンを食べながら気づいた「Xeon=究極のラーメン」

 記者として、長らくIT業界に携わるASCIIオオタニ。そんなオオタニはラーメンの全部盛りが大好きだ。午前中、インテルの発表会取材を終え、ふらっと入ったラーメン屋でオーダーしたのも、もちろん全部盛りだ。渾然一体となった麺とスープの組み合わせだけでもワンダフルなのに、チャーシュー、卵、ネギ、メンマなど、好みの具がすべて載っているなんて、まさに究極。麺、スープ、具の三位一体で小宇宙が構成されたまさに「ドンブリの中の曼荼羅」である。

 壮麗な全部盛りを目の前に、にわかに降臨したのは「Xeon=究極のラーメンなのではないか?」という妄想だ。つい数十分前に参加したインテルのXeon発表会にすっかり感化されたのだが、究極のサーバーCPUであるXeonこそ、まさに究極のラーメンにふさわしい。マルチコアを前提とした比類なき性能、数多くのサーバーとクラウドに搭載されてきた高い実績、そして高性能でありながら省電力を実現する圧倒的なエネルギー効率。この三位一体があの小さなユニットの中に収められている。これを究極のラーメンと言わずしてなんと言うのだろうか?

 そして、目の前の全部盛りを食べ進んでいくと「Xeon=究極のラーメンなのではないか?」の妄想は確信に変わり、もはや「Xeonのすごさがわかる究極のラーメンを作らなければならない」という強い使命感に変わった。なぜなら、私の会社はオンラインメディアのASCII.jpを展開するだけではなく、「ラーメンWalkerキッチン」というリアル店舗を運営している会社なのだから。「よろしい、ならばラーメンだ」。私は直感した。

Xeon=究極のラーメンだ!

 われわれの生活を日々支えてくれるサーバーで働き続けるXeonのすごさを、多くの人はなかなか理解できない。でも、それをしっかり理解してもらい、世界に愛されるラーメンという形で表現するのが、ASCIIに生を受けた私の使命だろう。

 いてもたってもいられなくなったオレは、ラーメンWalkerキッチンのプロデューサーである松本桂汰さんにSlackを飛ばした。

オオタニ:「おつかれさまです!突然なんですけど、ラーメンWalkerキッチンでXeonのラーメンって作れませんかね?」

松本:「おつかれさまです。すいませんが、じ、じーおんってなんですか???」

 このしょーもないやりとりから、あまりにもガチなXeonラーメン化プロジェクトがスタートしたのだ。

Xeonのすごさを山西店主、松本さんに伝えてみたが……

 突然始まったXeonラーメン化プロジェクト。Xeonどころか、CPUのなんたるかもよくわからない松本さんだが、こんな無茶ブリに答えてくれそうなラーメン屋の店主を召喚してきてくれた。千葉県本八幡に店を構える「魂麺(こんめん)」の山西一成店主だ。
 

一見するとラーメン屋の店主に見えない普段着の山西店主

 松本さん曰く、日本には約4万軒のラーメン店があるが、実は1年で4000軒近くが廃業してしまうという。そんなタフな業界で、魂麺(こんめん)が20年以上も店を続けられている理由の1つは、山西店主が15年かけて編み出した500以上と呼ばれるレシピだという(関連記事:「理想の町中華」とは? レシピ総数500以上の「ラーメン魔術師」と呼ばれる店主が追求)。実際、旅行で訪れた先のラーメンを再現してしまったご当地ラーメンシリーズは、多くの常連客が毎年楽しみにしている名物企画。そんな「ラーメン魔術師」の山西店主であれば、Xeonをラーメン化するという令和史上類を見ない無茶ぶりに応えてくれるはず。

 では、松本さんの仕事場でもあるサクラタウンの「ラーメンWalkerキッチン」で、さっそく作戦会議が催された。Xeonラーメン化に没頭するとともに、すっかりXeon命になってしまったからオオタニからXeonの説明だ。
 

オオタニ:私が今日、なにを説明するかわかりますか?

松本:はい。これ以上ないくらいわかりやすいです。

オオタニは見た目からしてXeon大好きな人になっていた

オオタニ:山西店主、松本さん、おつかれさまです! 今回はわざわざXeonラーメンのためにありがとうございます。そもそも、みなさんはCPUって知ってます? 

松本、山西:いいえ、今日初めて聞いたくらいです(笑)

オオタニ:あー、そこからですね。単純に言うと、パソコンの心臓部みたいな半導体で、このCPUによって処理速度が変わるんです。いいパソコンには、高速なCPUが搭載されています。でも、今回ラーメン化してもらうXeonはパソコン用じゃないんです。

松本:えっ?パソコンじゃないとすれば、どこで使われているのですか?

オオタニ:サーバーです。

松本:またしても知らない言葉が出てきました(笑)

なに言ってるか、まじわかんないすよ(松本)

オオタニ:サーバーはショッピングサイトやオンラインバンクなど業務システムを動かしている比較的大型なコンピューターです。同時に使う人が1人のパソコンに対して、サーバーは複数のリクエストに同時に応えなければなりません。だから、Xeonは複数のリクエストを同時に処理できるように作られたサーバーCPUなんです。

山西:なんとなくわかってきました。で、そのXeonはなにがすごいんですか?

オオタニ:Xeonのすごいところは、処理性能を挙げることに全力投入しているところです。プロセッサーのコア自体を増やしたり、CPU、メモリ、外部I/Oなどのデータ転送に最新規格に対応して、高い処理能力を実現しています。最新のXeonでは数多くのアクセラレーターを搭載することで、ボトルネックになりがちなセキュリティ、ネットワーク、AIなどの特定処理を最適化する最新アーキテクチャを採用しており……。

山西:ごめんなさい。なに言っているか全然わからなくなってきました。

ラーメン屋にわかるXeonの説明でお願いします!(松本)

オオタニ:失礼しました!! では、超かみ砕いて説明しますね。

Xeonのメニーコア、ラーメン屋だったらどういうこと?

オオタニ:では、Xeonがやっていることを、わかりやすくラーメン作りで例えてみましょう。山西さんが今、お店で困っていることありますか?

山西:お客さまがいっぱい来るのに、どうしても出すのに時間かかるということですね。わざわざ並んでくれるお客さまをお待たせするのは忍びないです。

オオタニ:さすが人気店ですねえ。じゃあ、店主としては、どうすればいいですかね。

山西:オレがラーメン作る速度を上げるか、作れる店員を増やすことですかね。まあ、理想はオレが何人もいるといいですけど……(笑)

メニーコアーーーーー!!

山西、松本:ふわっ?

オオタニ:Xeonがやってるのは、まさにそれです。「ラーメンを作れる山西さんを複数動かす」、つまり「スケールアウト」というアプローチです。

山西:つまり、厨房にオレが2人いるイメージ?

オオタニ:そうです。実はインテルが昔やっていたのは、「山西さん自身がラーメンを作る速度を上げる」、つまりプロセッサー自体の動作クロックを上げる「スケールアップ」というアプローチでした。でも、2000年代の前半から、デスクトップ向けに続いて、サーバー向けのCPUも、いまのマルチコア路線に変えたんです。

当初は2コアでしたが、同時にさばけるリクエスト数を増やすため、インテルは世代交代ごとにコアをどんどん増やし、4コアにし、8コアにし、第4世代のXeonでは本体にあたるコア自体を最大60個まで搭載することができます。

山西:60人のオレがラーメン作ってるの? それは受ける(笑)

メニーコアのイメージ

オオタニ:だから、Xeon1基で大量のリクエストを同時にさばけるんです。第4世代のXeonは60コアのCPUを最大8基まで搭載できるので、サーバーあたり480コアまでいけます。

松本:ひゃー、すごい数。ラーメンも実はすごい種類のダシを使いますが、それと似てますね。そこからインスパイヤすると、ラーメンってやっぱりスープが基盤ではあるので、そのメニーコアはスープで表現するのはどうですかね。

オオタニ:いいですね! そんな感じでXeonラーメンに想いを馳せてください。メニーコアは大事ではあるんですけど、基本はCPUとしての安定性や信頼性がけっこう重要です。

松本:20年店主の山西さんが作るんですから、安定性や信頼感はバッチリだと思います。次行きましょう。

Xeonのアクセラレーター、ラーメン屋だったら?

オオタニ:さて山西さん、お客さまにもっと早く熱々のラーメンを出してあげたい。もう少し下世話な言い方をすると、客数をいっぱいさばいて店の売り上げを上げたい。もっと儲けて、店も増やしたい、なんならいい車欲しいし、旅行もいっぱい行きたい。

松本:オオタニさん、言い方(笑)

山西:ぶっちゃけ「もっと分業できたらなあー」とは思うんすよね。今はほぼオレともう1人でやっているんだけど、たとえばネギ切る担当とか、チャーシュー作る担当とか、盛り付け担当とか、専門でやってくれたら……。

アクセラレーターーーーー!!

松本:(なんか、オオタニさんが変になっちゃった)

山西:(格好からしてちょっと変な人だとは思ったんだよね)

アクセラレーターーーーー!!

松本:えっ?2回目?

オオタニ:そう、その専門担当というのが、Xeonのアクセラレーターなんです。CPUで言うと、専門職人=アクセラレーター。面倒な処理は、専門職人のアクセラレーターに任せてしまえば、コアである山西店主は本来の処理、つまりラーメン作りに専念できるんです。

たとえば、最近は業界的には生成AIがホットなのですが、AIを用いたアプリケーションでは学習と推論を繰り返して精度を向上させます。Xeonには行列数値演算を効率化する「インテルAMX」というアクセラレーターが搭載されているので、AIの処理が大幅に高速化するんです。

山西:何を言っているかわからないけど、確かに同じ作業も専門で続けてやっていれば、どんどん慣れていくからいいすね。でも、ネギ切り職人、チャーシュー作り職人、盛り付け職人なんて、個性強そう。

アクセラレーターは専門職人のイメージ!

松本:それこそアクセラレーターは個性の強い具として表現できるんじゃないですかね。きっと山西店主だったら、すごい具を考えてくれますよ。

オオタニ: 最新のXeonは史上最多のアクセラレーターを内蔵しているので、トップクラスのパフォーマンスなんです。AIだけじゃなく、データ分析も、データの暗号化・復号化も、ネットワーク処理も、アクセラレーターにお任せです。インテルAMX、AVX、DMA、IAA、QAT、DLB、全部テストに出るから、松本さんはしっかり覚えておいてね。

松本:はあー。

ホント、ITの世界ってアルファベット3文字なんだよなー(松本)

性能を下支えするI/O、こんなに広くていいのかい?

オオタニ:さて、山西さん、マルチコアでラーメン作る山西さん自身が増えて、アクセラレレーターで専門職人さんが増えたら、お店でなにが起こります?

山西:そんなの収拾つかなくなるに、決まってるでしょう(笑)。結局、ラーメンはできるタイミングがすべて。一番いいタイミングに、最高のものを出すからお客さまが喜んでくれるんだ。だから、それぞれの担当がベストなタイミングに合うようにきちんと連携しないと。

ネットワークーーーーー!!

松本:もうえんわ(笑)

って、そろそろわかってきたんですけど、山西さん1号、2号も、専門職人さんたちも、バラバラにならないよう連携しているわけで、単にもくもくと仕事しているんじゃなくて、きちんと連携しているということですよね。実はXeonってすごいことやってます? 

オオタニ:そうなんです。すごいことやってます。コアやアクセラレーターがまさにドンピシャのタイミングで連携するように、お互いやりとりしている、まさにネットワーク。そして、大きなデータがつまらないよう、大容量の通信ネットワークを持っているんです。

松本:ネットワーク、神経網といえば、まさに麺じゃないですか。

オオタニ:確かに。CPUや各デバイスも高性能なんですが、PCI Express Gen5やDDR5など最新のI/O規格を使い、CPUと各デバイスをつなぐので、全体のパフォーマンスが高いんです。あ、ごめんなさい、専門用語過ぎました。とにかくデータ伝送する大容量のネットワークと神経網にあたるネットワークで全体が調和して動いています。

山西:ということは、麺も1種類じゃないということか。なるほどなるほど。

 休業日のラーメンWalkerキッチンで、オオタニと質疑応答を繰り返す松本、静かにメモをとりながら、ときに納得したような表情を見せる山西店主。こうしてXeonのことを理解すればするほど、山西さんも松本さんも、「インテルXeon=究極のラーメン」だと本気で思ってきたようだ。

 そんな中、いよいよ第5世代のXeonも発表された。現行の第4世代と同じプラットフォームでありながら、最大コア数は60から64コアにメモリへのアクセス速度やキャッシュの増量が図られ、さらなる性能向上が実現している。究極ぶりにさらに磨きがかかったわけだ。

最新第5世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーの詳細はこちら

 そんなXeonのすごさが見た目でもわかるまさに究極のラーメン。でも、大事なのはXeonらしさのみならず、お客さまが美味しいと感じてもらえる満足度の高いラーメン。ここはラーメンWalkerキッチンとしても譲れない(ドヤっ)。

「いけそうっすか?」(松本)「これけっこう面白いんじゃないの?(山西店主)

 メンバー同士のさまざまな激論の末、ついにラーメンのイメージを完成させた!それがずばり冒頭のイラストなのだ。果たして究極のXeonラーメンは完成するのか? 乞うご期待!! 次回こちら!


次回、ラーメンになるXeon

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