HTL株式会社、Dynabook株式会社へ次機種の開発を委託。海外進出も検討。
HTL
HTL株式会社はスマートフォンをPC化するスマートマルチディスプレイ「WITHiS」(ウィジーズ)の次機種の開発をDynabook株式会社へ委託します。
HTL株式会社(東京都中央区:代表取締役 吉川良一 、以下HTL)は、Dynabook株式会社(東京都江東 区:代表取締役社長 兼 CEO 覚道清文、以下Dynabook)へ、HTLが現在製造販売しているデバイス、 スマートフォンをPC化するスマートマルチディスプレイ「WITHiS」(ウィジーズ、以下WITHiS)の次 機種について開発を委託します。今後、ますます製品の品質強化を図りつつ、海外進出も検討していき ます。
■開発委託の背景
サーバやソフトウェアなどのクラウド化が進み、また、スマートフォンの機能性向上、それに伴うソフ
トウェアの進化のスピードは年々加速し、スマートフォンでWindowsを使うことが当たり前となった20
23年秋、スマートフォン新機種には、デスクトップモードと呼ばれる機能の本格的な対応が多く見られ
ます。デスクトップモードを備えたスマートフォンは、外部ディスプレイ等に接続することが可能で、
スマートフォン利用時のストレスを軽減することが可能になります。この機能を備えたスマートフォン
をWITHiSに接続することで、ユーザーはノートPCと同等の環境でスマートフォンにインストールされて
いるWindowsやスマートフォン専用のアプリケーションを操作することが可能になります。
HTLは市場ニーズが高まる中、WITHiSの品質の向上を目指し次機種の開発に着手し、堅牢で高品質なBto
B向けPCを長年製造しているDynabookに委託することとしました。
■今後の事業戦略
HTLは先日立ち上げた「Zero Emission Products研究所」の研究成果も織り込みつつ、海外に向けても販
路を広げていくことを検討します。国内では、新たな利便性を提供すべく、レンタルサービスやサブス
クリプション等の提案を展開することで利用者の拡大を目指します。
来年度2024年、HTLは次機種販売について100億円規模、25万台を目標として参ります。