賞金総額200万円!3D都市モデル活用の開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2023」締切迫る
国土交通省主催「PLATEAU AWARD 2023」応募作品募集(11月30日応募締切)
提供: PLATEAU/国土交通省
国土交通省主催の3D都市モデルの開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2023」が応募作品を募集している。締め切りは2023年11月30日まで。募集の詳細は「PLATEAU AWARD 2023 特設ページ」を参照。
応募作品のタイプは、PLATEAUが提供する3D都市モデルを利用したものであれば、ジャンルは不問。応募対象は、個人または企業、教育機関・研究機関、行政機関、その他団体等のチーム。チーム内のメンバー数や年齢等の制限はない(※未成年の場合は、応募にあたって保護者の同意が必要)。審査員は、著名なクリエイターやディレクター、エンジニアなど豪華メンバーが務める。賞金総額は200万円を予定。さらに、応募後にはPLATEAUコミュニティへの参加を通じ、企業との連携や社会実装につなげるきっかけを得る機会にもなるだろう。
作品ジャンル不問。エンジニア/クリエイターとしての技術・アイデアを生かして自由にチャレンジ
募集内容は、PLATEAUがオープンデータとして提供する3D都市モデルを活用した新たなアプリケーションやコンテンツ。
応募作品は、PLATEAUが提供する3D都市モデルを利用したものであれば、ゲームやアート、都市開発のシミュレーションなど、エンタメ系コンテンツからビジネスソリューションまで幅広くOKだという。
前回も、3D都市モデルを使って、実在の街をデジタルスノードームにするアプリや、現実の街を舞台にロボットを操縦するAR/VR連動のアプリ、日照・風・眺望など都市環境を解析するツールなど、アイデアと技術を生かしたユニークな作品が集まった(「PLATEAU AWARD 2022」最終審査会・表彰式レポート)。
「PLATEAU AWARD 2022 最終審査会・表彰式」アーカイブ動画
審査員も豪華メンバー――グッドデザイン賞審査委員長・齋藤精一氏、AR三兄弟・川田十夢氏、ちょまど氏ら6名が審査
応募後は、12月16-17日の一次審査を経て、2024年2月24日に最終審査会・表彰式を行う予定だ。
一次審査では、オンラインによるプレゼンテーションを行う(応募多数の場合は、一次審査前に資料による書類審査を行う可能性がある)。一次審査を通過した作品(10作品程度を想定)は、2024年1月下旬までにPLATEAUのサイトで公開される。
そして2024年2月24日(土)に、最終審査会・表彰式を、東京都内で開催予定。プレゼンテーションをもとに審査員による最終審査を行い、AWARDを決定する。グランプリ 1作品(部門賞の中から最も優れた作品に授与。賞金100万円)のほか、賞金総額200万円(部門賞には学生部門を含む)を予定しているという。
審査基準は、以下の5点。
● 3D都市モデルの活用
● アイデア
● UI・UX・デザイン
● 技術力
● 実用性
審査委員も豪華な顔ぶれがそろう(詳細はこちらから)。
2023年グッドデザイン賞審査委員委員長の齋藤精一氏、開発者 / AR三兄弟 長男の川田十夢氏、IT エンジニア兼漫画家の千代田 まどか(ちょまど)氏、Code for YOKOKOHAMA 共同代表の小林巌生氏、Takram Japan 株式会社 デザインエンジニア/ディレクターの松田聖大氏、国土交通省の内山裕弥氏の6名が審査委員を務める。今年度の作品募集に当たって、審査員からのメッセージも公開されている。
「PLATEAU AWARD 2023」の詳細は、「PLATEAU AWARD 2023 特設ページ」を参照のこと。また、2023年7月5日に行われた「PLATEAU AWARD 2023 説明会」のアーカイブ動画も下記から閲覧可能だ。応募にあたって参考になるだろう。
「PLATEAU AWARD 2023 説明会」アーカイブ動画
都市のデジタルツインに興味や関心がある、自らの技術やアイデアを自由に生かして挑戦したいというエンジニア・クリエイター・学生や、PLATEAUを活用・取り入れて新たなサービス/ソリューションを生み出したいという企業など、チャレンジを検討してみてはいかがだろうか。