リーガルテック社、「リーガルテックVDR 投資家レポート」を用いて、金融、証券業界のデータ共有を支援
リーガルテック株式会社
~VDRを活用し、投資家向けIRで成功を収める~
国内・海外訴訟の支援サービスや、知的財産プラットフォーム「Tokkyo.Ai」、ブロックチェーン基盤の電子契約プラットフォーム「Keiyaku CLM」、法令判例検索サービス「Legal Search」、ブロックチェーン基盤のブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代のDXサービスを展開するリーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木 隆仁 以下リーガルテック社)は、金融機関や証券会社との投資情報の共有を支援し、投資家向けのIRを成功に導くためのソリューション「リーガルテックVDR 投資家レポート」の提供を開始しました。
▲「リーガルテックVDR 投資家レポート」の画面
投資家向けのレポート共有の課題
投資家向けのレポートを共有する際にはいくつかの課題が存在します。以下はその主なものです。
・機密性の維持:
投資情報は非常に機密性が高く、適切な受信者のみに共有する必要があります。誤って情報が公開されたり、不適切な手段で共有されたりすると、企業の評判や市場に大きな影響を与える可能性があります。
・規制遵守:
多くの国には金融情報を公開する際の規制があり、特に証券市場を規制する法律が存在します。レポートはこれらの規制を遵守する必要があり、違反すると重大な法的責任を負う可能性があります。
・正確性とタイムリーさ:
投資家は最新の情報を必要とし、古い情報は価値が低いだけでなく誤解を招く可能性があります。レポートは正確でタイムリーに提供される必要があります。
・データの解釈:
投資家は異なるレベルの専門知識を持っているため、レポートは明確で理解しやすい形式でなければなりません。複雑なデータや分析をわかりやすく説明することは、レポート作成者にとって大きな課題です。
・アクセス性:
投資家は世界中にいるため、異なるタイムゾーンやデバイスに対応した形で情報を共有する必要があります。また、視覚障害のある投資家など、特定のニーズを持つ人々にとってもアクセス可能であることが求められます。
・セキュリティ:
オンラインでの情報共有は、サイバーセキュリティの脅威に常にさらされています。投資家へのレポート共有には、高度なセキュリティ対策を講じる必要があります。
これらの課題に対処するため、多くの企業はセキュアな通信チャネルを使用し、情報共有プロトコルを定め、レポートが規制や法律に準拠していることを確認しています。また、データの可視化や分かりやすい解説を提供することで、情報の解釈を容易にしています
これらの状況に対して、「リーガルテックVDR」は、投資家レポート共有の課題に対する包括的なソリューションを提供し、投資情報の管理と共有を効果的に行うことができます。
「リーガルテックVDR 投資家レポート」での投資情報のやり取り
リーガルテックVDRは、投資家レポートを安全に共有するために以下のようなソリューションを提供できます:
アクセス管理:
利用者には役割に基づいたアクセス権を付与し、誰がいつどのドキュメントにアクセスしたかを追跡できます。これにより、機密情報の不正アクセスや漏洩を防ぐことができます。
監査証跡:
「リーガルテックVDR 投資家レポート」は全てのユーザーアクティビティを記録するため、文書の閲覧、ダウンロード、印刷などのアクションを詳細に追跡できます。これにより、規制遵守の証拠として機能し、監査プロセスを支援します。
ドキュメントの制御:
投資家に提供されるドキュメントには、期限付きアクセス、印刷禁止、ファイルのダウンロード制限などのコントロールを設定できます。
ユーザーフレンドリーなインターフェース:
「リーガルテックVDR 投資家レポート」は直感的で使いやすいインターフェースを提供し、異なる専門知識を持つ利用者でも容易に情報にアクセスできるようにします。
ブックマーク機能:
膨大な資料の中から見直す必要がある部分にしおり設定をすることができます。
設定したブックマークリストを使用すると、データ検索の時間を節約できます。
多言語サポート:
国際的な投資家に対応するため、多言語での情報表示やサポートを提供することができます。
バージョン管理:
「リーガルテックVDR 投資家レポート」は複数のバージョンのファイルを効率的に管理できます。管理者はすべてのバージョンを確認でき、ユーザーには最終バージョンのみが公開されます。
これらの機能により、「リーガルテックVDR 投資家レポート」は投資家レポートの安全な共有において重要な役割を果たします。
投資情報を最も安全に共有し、レビュー
テーマごとにルームを完全に分離して使用することができ、ユーザー/ルーム/フォルダ別の詳細な権限設定で承認された関連者のみが機密文書にアクセスできます。
投資資料をより安全に守ります。ユーザーのPCには何の資料も残らず、機密文書の流出を防ぐことができます。
金融機関、証券会社との投資情報の共有・管理
所外からいつでもどこでも安全なデータ共有と効率的なデータ管理を求めていた投資家レポートの共有で、メールに変わるセキュアな情報共有・管理システムとして「リーガルテックVDR」が導入されています。
大量に紙で管理していた投資資料を電子化し、外出先からでもアクセスできる環境を構築しました。元は紙のファイルもPDF化して、OCR機能で自動的にテキストデータを変換し、検索可能となりました。また、フォルダ単位の権限管理機能やコメント機能も活用しています。「リーガルテックVDR」は、ファイルのバージョン管理もできるために、最新版がどれなのかを確認することもでき、メールの管理に比べて、投資家レポートの共有が効率化されました。
VDRとは
VDRとは、「Virtual Data Room」の略語で、インターネットを利用して機密データを保存し、第三者と共有するためのSaaS(Software-as-a-Service)ソリューションです。メモやブックマーク、質疑応答(Q&A)ツール、多要素認証や電子透かしなどの機能を備えています。物理的なデータ保管の必要がなく、どこからでもすぐにアクセスできるため、投資情報の共有サービスとして機能します。そのため、VDRは、世界中の投資家レポートのやり取りに採用され、日々の投資情報の共有・管理に利用されています。
VDRの世界市場は、2021年に16億ドル、2026年には、32億ドルに倍増
ResearchStationによるとVDRの世界市場は、2021年に16億ドルとのことですが、これが、2026年には、32億ドルに倍増する見通しとのことです。
https://researchstation.jp/report/MAM/26/Virtual_Data_Room_2026_MAM2657.html
製品概要
製品名: 「リーガルテックVDR 投資家レポート」
提供開始日:2023年11月15日
URL:
https://www.legaltechvdr.jp/notice/ir/
動作環境(ブラウザ)
【リーガルテック株式会社について】
名 称:リーガルテック株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2012年6月
所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
資本金:5,100万円
URL: https://www.LegalTech.co.jp/
1995年創業のリーガルテックの老舗企業、AOS テクノロジーズ株式会社の100%子会社として2012 年に設立。以来、eディスカバリ、フォレンジックサービスを提供し、2015 年には犯罪捜査や企業の不正検証の技術で国民生活の向上に著しく貢献したとして、第10 回ニッポン新事業創出大賞で「経済産業大臣賞」を受賞。今後は、日本でも本格化する LaaS(LegalTech as a Service) への取り組みにシフトし、ブロックチェーン真贋判定システム 「HyperJ.ai」、次世代電子契約ポータル「Keiyaku.Ai」、法律ポータル「LegalSearch.jp」、 知財ポータル「Tokkyo.Ai」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代のAIサービスを提供して参ります。