介護ソフト「Rehab Cloud」高齢者の機能訓練を効率化するサービス開始
デイサービス向け科学的介護ソフト「Rehab Cloud」高齢者の機能訓練を効率化するサービス開始
を運営する、Rehab for JAPANは11月9日、個別機能訓練の小集団(以下:グループ)の作成業務を効率化する「機能訓練グループ管理機能」を提供開始した。
デイサービスでは、高齢者の身体機能及び生活機能の向上を目的に個別機能訓練を提供している。グループの訓練は、利用者にとっては、他者と関わりながら実施できることで、モチベーション向上に寄与する点があり、事業所にとっては、限られたサービス提供時間内に、多くの利用者に対して機能訓練をできる点があり、利用者・事業所の双方にニーズがあるという。
しかし、事業所のおよそ77%が、「やりたくてもグループ訓練を提供できていない」、あるいは「提供しているが課題を感じている」ことが判明。
同社は、このような背景からグループが自動で作成できる本機能を提供開始。Rehab Cloud内で作成した個別機能訓練計画書の目標に紐づく「ICFコード」・訓練に紐づく「支援コード」を活用することで実現させた、業界初の機能だという。
具体的には、機能訓練計画書の「短期目標」「訓練」、「通所曜日・通所時間」を基に、要介護者のグループが1クリックで自動作成できる。
また利用者同士の相性や、1日で対応可能なグループ数など事業所の実運用に合わせて、手動でグループの調整をすることも可能。
自動で作成されるグループは、短期目標や訓練の内容を考慮し、同じグループの利用者のADLレベルにバラツキを抑えるように考慮されている。そのため、各グループの利用者に適切な難易度・負荷量の訓練ができ、身体機能やADLの改善が期待できる。
さらにグループの利用者の機能訓練計画書に基づいた共通のプログラムが提示されるため、簡単にプログラムが立案でき、適切な訓練を提供できるとする。