今年は受検者へのプレゼントや合格者サービスも!2023年名古屋観光検定の受検受付開始

文●LOVEWalker編集部

提供: 名古屋観光検定実行委員会

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 名古屋市は11月1日、名古屋観光検定の受検申込を開始した。

 名古屋検定は、名古屋の魅力についてより深く知ってもらい、「名古屋を訪れた観光客をおもてなしするきっかけになるように」という願いから始まった。観光客にその知識と名古屋の魅力を広く伝えるため、「名古屋」市内の見どころ・魅力を紹介する検定で、今回が4回目だ。申込期間は11月1日から11月30日、受検期間は12月11日から翌年1月14日。申込も受検もスマートフォンもしくはパソコンから行い、期間内なら24時間可能となる。

 第3回より難易度別に初級と上級の2つに分かれた名古屋観光検定だが、今年もこれを踏襲。初級では名古屋市内の観光・歴史・文化等に関しての“基礎的な知識”を判定する。上級ではこれに加えて専門的な知識が求められる。問題数は初級・上級それぞれ50問で、1問につき2点で70点以上の正解で合格となる。受検料はともに500円で、初級・上級のダブル受検も可能だ(この場合は受検料は1000円)。

 教材として名古屋観光検定公式テキストが公式サイト(https://lovewalker.jp/nagoya_kanko_kentei/)に用意されており、誰でも無料でダウンロード可能。なお、出題範囲は、初級が公式テキストの内容から約70%、テキスト外から約30%。上級が公式テキストの内容から約30%、テキスト外から約70%となる。

「なごやめし」の飲食店で割引サービスなど、合格者特典を用意!

 さらに今年は合格者特典が拡充されている。合格者には、「合格証」と「記念品(ピンバッジまたはステッカーのどちらか)」が進呈される。この合格証を対象の施設で提示することで、「飲食割引サービス」や 「観覧料割引サービス」などの特典を受けられる。

合格者に進呈される「合格証」

「合格証」に加えて進呈されるピンバッジとステッカー。どちらか一方の選択となる

 例えば、「うなぎ四代目菊」では料理1品以上注文でドリンク1杯無料、「矢場とん」では対象店舗で1000円以上の飲食で冷凍どて煮がプレゼントされる。ジャンボえびフライやふぐ料理の「まるは食堂」は、食事をするとソフトドリンク1杯無料/生ビール半額/揚げ物1品サービスのいずれか1つ提供。あんかけスパゲティで有名な「スパゲティハウスヨコイ」は、スパゲッティを注文すると「シェフお任せのトッピングサービス」が付く。

 さらに、合格者の中から抽選で、「名古屋マリオットアソシアホテル」ランチ&ディナーブッフェ食事券6000円相当などの賞品が合計41名に当たる。

 繰り返しになるが、申込期間は11月1日~30日。受検料は初級・上級ともに500円。興味のある人は名古屋検定公式HPの「個人のお申込み」から応募しよう。

実施概要

検定名   令和5年度 名古屋観光検定
申込期間  2023年(令和5年)11月1日(水)~ 11月30日(木)
受検期間  2023年(令和5年)12月11日(月)~ 2024年(令和6年)1月14日(日)
受検方法  ウェブ上でのオンライン受検
      (パソコン、スマホどちらも可/24時間受検可能)
受検料   初級・上級ともに各500円(初級、上級のダブル受検可能)
問題数   各級50問(1問につき2点、70点以上の正解で合格)
受検時間  45分
出題範囲  名古屋の観光スポット、歴史、文化、イベント、 なごやめし、スポーツ等の観光に関する知識
      初級:公式テキストの内容から約70%、テキスト外から約30%
      上級:公式テキストの内容から約30%、テキスト外から約70%
      ※受検中、公式テキストのみ閲覧可
難易度   初級:名古屋市内の観光・歴史・文化等に関しての基礎的な知識
      上級:名古屋市内の観光・歴史・文化等に関しての専門的な知識
公式ウェブサイト https://lovewalker.jp/nagoya_kanko_kentei/

名古屋観光検定の過去問紹介

 2年前(2021年)のものになるが、名古屋観光検定の過去問の一例を以下に示す。


・東山動植物園 (植物園)

「動物園」、「植物園」、「遊園地」、「東山スカイタワー」と様々な魅力に溢れる「東山動植物園」。「動物園」では、初来日から変わらない人気のコアラやイケメンすぎると人気を集めるニシゴリラのシャバーニをはじめ、約 450 種の動物を飼育しておりその数は日本一を誇っている。また、「植物園」では、自然の地形をそのまま活かした形で、約 7,000 種もの植物が展示されている。「植物園」には 2021 年 4 月、保存修理を終え 8 年ぶりに一般公開された、重要文化財に登録されている「東洋一の水晶宮」と呼ばれた美しい佇まいを見せる、日本で最古の施設がありますが、それは何でしょうか?

植物図書館  公共温室  植物標本館  淡水魚館


・名古屋フィルハーモニー交響楽団

「名古屋フィルハーモニー交響楽団」は、「名フィル」の愛称で地元では親しまれ、日本有数のオーケストラのひとつとして、名古屋市を中心に東海地方の音楽界をリードし続けている。現在は、親しみやすい「市民会館名曲シリーズ」や障害のある方を対象とした「福祉コンサート」など、バラエティに富んだ年間約 110 回の演奏会を行っている。その中で、シーズンごとにテーマを決め、意欲的なプログラムにて公演されている「定期演奏会」の会場は現在どこでしょうか?

日本特殊陶業市民会館フォレストホール  愛知県芸術劇場コンサートホール  名古屋市公会堂大ホール 名古屋国際会議場センチュリーホール


・なごやめし①

「なごやめし」には、「味噌カツ」「味噌どて煮」「味噌煮込みうどん」など、味噌を使った料理が多くある。これらの料理に主に使われる味噌は、煮込んでも香りの変化が少なく、食材への香りの吸着と油の乳化性に優れ、特に肉や魚介類の旨味を相乗的に高めると言われている。この「なごやめし」などに、よく使われる味噌の種類は何でしょうか?

米味噌  豆味噌  麦味噌  酒味噌


・堀川

名古屋のほぼ中心部を南北に貫く人工河川「堀川」は、1610 年の名古屋城の築城と時を同じくして、福島正則により開削されたと伝えられている。米や塩、味噌などが船で運ばれ、名古屋が発展する源となった。しかし、水運が衰退し都市化とともに水質悪化が進行するなど、存在感が薄れていたが、“名古屋の母なる川”として市民の誇りになるよう、最近ではイベント開催や遊覧船の運航などにより、堀川の魅力を再認識できるようになってきている。さて、かつて「堀川」と「中川運河」との水位差を調節する役割を持ち、最盛期には年間 6,000 隻を越える船の往来を支えた施設で、役割を終えた後も市民の強い要望により保存され、名古屋市指定有形文化財にも指定されている「松重閘門」は次の内、どれでしょうか?


 名古屋観光検定の詳細は、公式サイト(https://lovewalker.jp/nagoya_kanko_kentei/)にある「名古屋観光検定公式テキスト」を参照のこと。公式テキスト自体が、名古屋情報誌のようなつくりを意識しており、名古屋の観光情報も充実している。名古屋観光検定に興味がある方はもちろん、名古屋を知りたい方は、ぜひとも読んで欲しい!

観光情報も満載の「名古屋観光検定公式テキスト」(クリックするとサイトに飛びます)

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