180Hz駆動で2万円台のコスパ優等生、全ゲーマーに伝えたいViewSonicのゲーミングディスプレー
提供: ビューソニックジャパン
ビューソニックジャパンは9月、23.8インチゲーミングディスプレー「VX2428J-7」および27インチゲーミングディスプレー「VX2728J-7」の2機種をドスパラ専売にて販売開始した。
2製品ともリフレッシュレート180Hzの高速駆動に対応するゲーミングディスプレーで、実売価格は「VX2428J-7」が2万4970円前後、「VX2728J-7」が2万8930円前後と、いずれも手頃な価格で購入できるのが特徴。高解像度の製品にこだわらない選択肢のひとつとして、PCはもちろん、ゲーム機向けのモニターとしても利用しやすいプロダクトと言えるだろう。
どちらも2万円台で購入できる安さだが、はたして性能は良いのだろうか? 「VX2428J-7」「VX2728J-7」のサンプルをもとに、製品の特長や使用感を紹介していこう。
パネルサイズ以外はほぼ同一性能のシンプルゲーミング仕様
さて、「VX2428J-7」および「VX2728J-7」の2機種は、いずれも解像度フルHD(1920x1080ドット)のIPSパネルを採用したディスプレーで、パネルサイズは「VX2428J-7」が23.8インチ、「VX2728J-7」が27インチとそれぞれ異なる。ただし、それ以外の性能や機能、デザインなどは同一の仕様となっているため、どちらかを選ぶなら画面の大きさを基準に決めるといい。
本体サイズは、「VX2428J-7」がおよそ幅542×奥行207×高さ417~547mm、「VX2728J-7」がおよそ幅615×奥行207×高さ438~568mm。1枚で利用するならより大きな「VX2728J-7」が適しているだろうが、コンパクトなディスプレーが好みの場合や設置スペースが限られる場合、マルチディスプレー環境を構築する場合などは「VX2428J-7」を選択するのもいいだろう。
なお、重量は「VX2428J-7」がおよそ3.8kg、「VX2728J-7」がおよそ4.7kg(いずれもスタンド込み)となっている。
デザインはベゼル上辺および左右辺の3辺が狭額縁設計となっており、シンプルかつすっきりとした印象だ。スタンドは3点で支持するタイプで、前側の2本の足を長く、後ろ側の足を短くすることで壁際に寄せて設置しやすい。
また、130mmの高さ調節に加え、マイナス5度~プラス20度のチルト(上下回転)、30度のスイーベル(左右回転)、90度のピボット(縦回転)にも対応と、一通りの調節機能はそろっている。
100×100mmのVESAマウントにも対応しているため、市販のディスプレーアームなどと組み合わせての利用も可能だ。
映像入力端子は、両製品ともHDMI 1.4×2、DisplayPort×1の合計3系統を搭載。後述するように本製品はオーバークロックによるリフレッシュレート180Hz駆動に対応するが、HDMI接続で180Hz駆動を利用する際は、付属のHDMI 2.0ケーブルを使用するよう付属マニュアルに注意書きがある。HDMIケーブルは品質や帯域幅が異なる場合もしばしばあるため、このあたりは注意しよう。
そのほか、本体には2W×2のスピーカーが内蔵されている。この価格帯の製品はスピーカー機能がないこともあるため、とりあえず用意してくれているのは便利だろう。