いざ18650バッテリー充電器ケースに
PSE認証済み18650充電池をセット!
早速、今回の18650バッテリー充電器ケースにPSE認証済み18650充電池を3本入れて、充電を開始した。18650のフラットトップ(+)側と扁平な(−)側をしっかりと認識し、マイナス側をケースのスプリング側に押し付けてすべて同じ向きで3本を収納する。
最終的に充電・放電の機能確認を終えるまでは、背面のフタは閉めないことが重要だ。一般的なモバイルバッテリーがフタで簡単に開閉できないのと同様、18650バッテリー充電器ケースも一度背面のフタを閉めてしまうと、再び開けるのはなかなか面倒で大変な構造に作られている。
ひとまず18650バッテリー充電器ケースが100%充電ができたら、実際にスマホなどに充電が確実にできることを確認してから背面のフタを閉めるのが良いだろう。18650バッテリー充電器ケースは、18650バッテリー3本を含めても実測204gと比較的軽いので、黄色い持ち手でぶら下げて持っても大丈夫だ。
黄色い持ち手側には、左からType-C、オンオフスイッチ、microUSBポートの3つが並ぶ。これらの2ポートは18650バッテリー充電器ケースに充電するための入力ポートだ。そして反対側には、USB Type-Aポートが2つ並びこちら側の2ポートは、スマホなどに充電(給電)するための出力ポートとなる。
18650バッテリー充電器ケースの黄色いストラップ上のスイッチを一回押すことで、給電したり現在のおよそのバッテリー容量を知ることができる。またダブルクリックすることで、基板に配置されている8個のLEDを光らせるライト機能となる。その後、1クリックすることで照度アップ、点滅など4段階の表現形態を指定できる。
今回も100%充電した18650バッテリー充電器ケースで、強制放電で残量を15%まで落としたLeitz Phone 2(5000mAh内蔵バッテリー)に接続して、充電時間と充電量を計測してみた。18650バッテリー充電器ケースには1本2500mAh、3.6Vのリチウムイオン充電池が3本収納する。トータルの電池容量は7500mAhとなるが、5Vでスマホなどに充電するので、実際の定格容量は最大でも5400mAh程度だと考えられる。
容量5000mAhで15%のバッテリー残量のあるLeitz Phone 2は、計算上750mAhのバッテリー残量があると考えられる。今回このLeitz Phone 2に満タンの18650バッテリー充電器ケースを接続して充電したところ、約3時間20分(200分)のノーマル充電で100%の満充電となった。

バッテリー残量15%まで放電させたLeitz Phone 2(5000mAh)に、満タン(定格容量:5400mAh)の18650バッテリー充電器器で充電した。202分でノーマル満充電、まだ25%弱の最大1350mAhくらいは残ってそうだ
単純計算では約4250mAhの電力を5400mAhの18650バッテリー充電器から、Leitz Phone 2側に充電したこととなる。計算上はまだ18650バッテリー充電器内には、1150mAhの電力が残っていることになる。Leitz Phone 2に100%充電が終了した時点で、18650バッテリー充電器のLED残量表示は25%が点滅していたので、最大で1350mAhの電池残量があることになる。少し誤差はあるがそれほど矛盾はなさそうだ。
購入した18650バッテリー充電器ケース(350円)+2500mAhのPSE認証済みリチウムイオンバッテリー3本(1800円:定格容量5400mAh)の合計金額は2150円。人とあまりかぶらないユニークな18650バッテリー充電器ケースとPSE認証済みリチウムイオンバッテリーのコンビネーションで、この価格はなかなか魅力的だ。
今回、筆者はDIYスタイルのモバイルバッテリーに極めて強い興味を持ったので、次回は21700リチウム充電池を4本使うより大きなDIYモバイルバッテリーケースを速攻で衝動買いしてしまった。バッテリーを入れる以外何もしなくて良い今回のモデルではなく、少し組み立ても楽しめるタイプだ。基本的にはんだを使うことはまずないので、筆者のような素人でも問題なく完成までたどり着けそうだ。
最近我が家には、ストラップ付やストラップに変身するUSBケーブル付きのモバイルバッテリーが増えてきた。だが、今回衝動買いした18650バッテリー充電器ケース+リチウムイオンバッテリーの組み合わせは、最高にコスパに優れたモバイルバッテリーのベストバイアイテムとなるだろう。

今回の衝動買い
・アイテム:18650バッテリー充電器ケース
・購入:AliExpress
・価格:350円
・アイテム:PSE認証済み2500mAh 18650リチウムイオン充電池(3個)
・購入:秋葉原 千石電商
・価格:1800円
T教授
日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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