『SO2R』や『ISDQダイ大』などPCで遊べる新作タイトルをプレイ!

スクエニのゲームをPCで遊ぼう!「スクウェア・エニックス 秋のPCゲーム祭り」をチェック【TGS2023】

2023年09月26日 22時20分更新

文● 松野将太 編集●ミヤザキ/ASCII

 スクウェア・エニックスは9月23日、「東京ゲームショウ2023」(TGS2023)開催期間にあわせた特別放送「スクウェア・エニックス 秋のPCゲーム祭り」をYouTubeで配信。番組では、同社製のPC対応タイトルや、今後のPCゲームの展開に関する最新情報が発表された。

 同企画の放送は、今年2月に実施された「春のPCゲーム祭り」以来2度目となる。メインMCを勤めたのは、フリーアナウンサーの松澤千晶さんとゲームキャスターの岸大河さんのお2人だ。

フリーアナウンサーの松澤千晶さん(画面左)とゲームキャスターの岸大河さん(画面右)が前回から引き続き出演

 放送時間は1時間ほどで、TGS2023のスクウェア・エニックスブースでも試遊可能となっていた、PCプラットフォームでの販売が予定されている最新タイトル『スターオーシャン セカンドストーリーR』および『インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』を中心に、実機プレイや開発者とのトークを交えて進行した。

 番組はYouTubeでアーカイブ配信されているので、見逃した方はチェックしてほしい。

スクウェア・エニックス 秋のPCゲーム祭り TGS特別番組!

過去作の良さを残しつつパワーアップした
『スターオーシャン セカンドストーリーR』

 冒頭は、2023年11月2日発売予定の『スターオーシャン セカンドストーリーR』の紹介パート。同作の開発ディレクターである北尾雄一郎氏を交えての実機プレイ、作品解説などが行なわれた。

 リメイク作となる本作について、発売当時は1人のプレイヤーとして楽しんでいたという北尾氏は「キャラクターはなるべく当時のドットを使いつつ、背景やフィールドをより壮大に、プレイヤーがイメージを膨らませていたような形で3Dに補完している」とコメント。

 戦闘に関しても、「スピーディーになり、爽快感が高まっているため、一度プレイしている当時のユーザーにも遊んでほしい」と語った。

 実機プレイではMC陣も3Dマップの奥行きに驚いたようで、プレイを担当した岸さんは「懐かしいタイトルでありながらブラッシュアップされていて、新しい要素もある。いろいろな人に楽しんでほしい」と感想を述べていた。

冒頭では『スターオーシャン セカンドストーリーR』を紹介。登場キャラクターのデザインは当時の印象を残しつつ、より現代風な印象を目指したとのこと。北尾氏の口からは「スポーティーな」というワードも漏れていた

実機プレイの様子。2Dのドットキャラクターには特殊なシェーダーを使用しており、奥行きのある3D背景とうまくマッチするように配慮しているという

本作の特徴であるリアルタイムアクション。新要素「ブレイク」や「アサルトゲージ」なども加わり、爽快感の高い戦闘を実現しているとのこと

PC版『インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』でやり込み向けのダンジョンにチャンレンジ!

 続いては、2023年9月29日発売の『インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』へ。このパートでは、同作プロデューサーの葛西匠氏が参加し、岸さんが本作のオリジナルダンジョン「記憶の神殿」をプレイしていく形でゲーム紹介を実施した。

 「記憶の神殿」はいわゆるハクスラ系のコンテンツということで、元プロゲーマーの肩書を持つ岸さんは難なくモンスターを倒して階層を進めていく。だが、葛西氏のすすめで階層スキップに挑戦したところ、惜しくもゲームオーバーに。

 葛西氏は「やりこみ要素が用意されているので、PCゲーマーの皆様にも満足していただけるのではないかと思っている」とコメントした。

『インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』では、岸さんがダンジョン「記憶の神殿」に挑戦

階層スキップをした途端にボス「じんめんじゅ」と遭遇。岸さんは魔法に長けるポップを中心に操作して立ち向かうが、途中で近接攻撃を担う主人公のダイが倒されたことで苦戦し、あえなく全滅。観戦していた松澤さんは思わず「ダイがdieした……」とコメント

「GeForce NOW」でもスクエニタイトルが遊べる!
さらにPCゲーマーに向けた新た取り組みも

 番組後半ではPCゲームプレイのひとつの選択肢として、NVIDIAのクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」を紹介した。

 サーバー上でゲームを動作させるため、スマートフォンを使ってのリモートプレイなども可能になる本サービス。こちらに対応しているスクウェア・エニックスのタイトルも多い。

 番組では実際に『オクトパストラベラーII』をプレイし、遅延の少なさやプレイの快適さをアピールしていた。

「GeForce NOW」で「オクトパストラベラーII」をプレイ。クラウドゲームながらほとんど遅延を感じさせないスムーズな操作でプレイしているのが印象的だった

 終盤にはスクウェア・エニックスのPC対応タイトル情報を発信するサイト「SQUARE ENIX PC GAME HUB」が紹介された。

 「SQUARE ENIX PC GAME HUB」は開設されて間もないためコンテンツも多くないが、同社製タイトルのキュレーションやセール情報のピックアップのほか、「Steamのはじめかた」といった初心者向けコラムを掲載するなど、幅広い層のPCゲーマーに向けたマイクロサイトを志向しているようだ。

 「秋のPCゲーム祭り」という番組自体もそうだが、同社がPCゲーマー向けの訴求に継続して力を入れていることの表れでもあるだろう。今後も、同社のPCでの動きから目が離せない!

先日開設されたばかりのサイト「SQUARE ENIX PC GAME HUB」も紹介。同社のゲーム紹介やPCゲーム入門向けのコラムなどが用意されている

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