新型コロナに秋の流行の兆し、ワクチンの現状は?
新型コロナウイルス感染症の感染者が増加の兆しを見せ、ワクチンの追加接種もまもなく始まる。新たな変異株にワクチンはどの程度太刀打ちできるのだろうか。
電解液に水、送電網向け「燃えない電池」開発が活発化
現在バッテリーの主流であるリチウムイオン電池には発火しやすい欠点がある。送電網など大規模な貯蔵設備での利用を見越して、より安全性の高いバッテリーを開発・製造する企業が増えている。
X線衛星「XRISM」の安定動作を確認、3カ月後にも実運用へ=JAXA
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2023年9月11日に、9月7日に打ち上げたX線分光撮像衛星「XRISM(クリズム)」から受信したテレメトリにより、太陽電池パドルの電力発生や地上との通信、これらの維持に必要な姿勢制御が正常であり、軟X線分光装置「レゾルブ(Resolve)」の冷却システムも安定動作していることを確認したと発表した。今後、約3カ月間かけて衛星搭載機器の機能確認などを実施する「初期機能確認運用期間」を経て、実運用へと移行する。
ES細胞ブームから25年、 「究極の治療」の現在
25年前にヒト胚から初めて単離された胚性幹細胞(ES細胞)は当時、医療への応用で輝かしい展望が指摘されていた。だが今に至るまで、まだ治療法として確立されたものはない。
失敗から学ぶAIが家庭用ロボットの新時代を開く
多機能ロボットを開発して家庭に普及させたいニューヨーク大学のピント助教授は、ロボットに失敗から学ばせるようにすれば、AIモデル構築のネックとなる大量の訓練用データを用意する必要がなくなると考えている。
中国テック事情:ついに解禁、チャットGPT風AIを使ってみた
バイドゥのAIチャットボット「アーニー・ボット」がついに中国国内で一般向けに公開された。実際に使ってみると、チャットGPTなどの先行サービスに比べて、ユーザーを支援する工夫を随所に盛り込んでいることが分かる。
AIと安全に付き合うには? 子どもに伝えたい6つのポイント
チャットGPTの登場でAIに誰もが触れる機会が増えてきた現在、AIとの正しい付き合い方について子どもたちにどのように教えればよいのだろうか。
生成AIが政治を変える 6つのマイルストーン
政治に対するAIの関わりと聞くと、ディープフェイクの選挙広告や捏造書簡がすぐに思い浮かぶだろう。だが、AIはすでに法案の作成や政党の立ち上げなどに使われており、今後は民主主義とより深く関わってくる可能性が高い。
MITテクノロジーレビューからのお知らせ
eムック新刊『「若返り」研究-老化の壁は乗り越えられるか』
MITテクノロジーレビューの独自記事を旬のテーマ別に再構成し、PDFファイルとして定期的にお届けしている有料会員専用コンテンツ。新刊は「若返り」がテーマです。
人類の究極の夢である「若返り」が今、一大投資分野へと発展している。グーグルやアマゾン、オープンAIの創業者といったシリコンバレーのセレブからサウジアラビア王室までもが、加齢による病気を防ぎ、健康寿命を伸ばそうと、抗老化(アンチエイジング)研究を推進しているのだ。豊富な資金は、世界中の研究者たちを魅了し、優秀な人材の争奪戦も始まっている。果たして近い将来、「若返りの泉」は見つかるのか。虚実が錯綜する抗老化研究の現在を追った。
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