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現代によみがえる“すれちがい通信”の新たな形

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

2023年09月15日 11時00分更新

文● Zenon/ASCII

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

「リッカの宿屋」でほかの冒険者と交流できるシステムを実装。散歩のお楽しみがまたひとつ増えた形だ

 スクウェア・エニックスが運営中のスマホ向け位置情報ゲーム『ドラゴンクエストウォーク』(以下、DQウォーク)を題材としたプレイ日記を、毎週金曜日に継続してお届けする連載企画第57回。

 今回は、2023年9月12日より開催中の「ドラゴンクエストIXイベント」の進捗などをお届けする。イベント全体の開催期間は、2023年11月9日14時59分まで。

忘れていた物語を追体験できる!

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

 2009年に発売されたニンテンドーDS向け『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』(以下、DQIX)とのコラボレーションイベントが、『DQウォーク』にて開催中。イベントでは『DQIX』の物語を、主人公の守護天使ナインの相棒として進めていくことになる。

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

我が家に眠っていたニンテンドーDS用ソフト『DQIX』。セーブデータが1ブロックなため、周回プレイとして最初から遊び直した人は少なかったのでは?

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

スラミチにも天使の輪と羽が

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

懐かしいあのキャラクターたちも登場。イザヤール先輩お久しぶりです!

 今回の更新の範囲では、強敵「謎の黒騎士」が出現。情報動画のまとめ記事で筆者は「姿は四天王の一角・灼爍天ブレアにそっくりだが……?」などと言っていたが、じつはこの黒騎士のほうが元のモデルだったと判明。いやはや、すっかり存在を忘れておりました。

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

ブレアではなかった、黒騎士レオコーン。彼が何者なのかは、ゲームをプレイして確かめてみてほしい

 ダイジェストではあるものの、主要なストーリーはしっかり押さえておく『DQウォーク』のナンバリングイベント。14年前に発売され、リメイクを熱望されている『DQIX』の簡易的なリメイクと言っても良いかもしれない。

疑似的な“すれちがい通信”が実装!

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

すれちがっていたプレイヤーの「宝の地図」リスト。DSを開くたびに感じていた、あのころのワクワクを、再び感じられるなんて!

 『DQIX』と言えば欠かせないのが“すれちがい通信”と“宝の地図”の存在だ。ニンテンドーDSをスリープ状態にして持ち歩くと、通学・通勤の間にほかのプレイヤーと勝手に通信し、宝の地図を交換し合うシステムだった。

 当時は社会現象にまでなり、経験値を稼ぎやすいメタルキングが複数出現する「まさゆきの地図」という神地図が、日本全国にプレイヤーの手を通じて拡散されていったのを覚えている人は多いだろう。

 そんなすれちがい通信が、独自の仕様で『DQウォーク』に実装された。プレイ中に文字通りすれちがっていた人、パーティーを組んだ人、メガモンスター、ギガモンスターで共闘した人、助っ人に呼んだ人などと通信し、自分が持っている“宝の地図”をシェアできるのだ。

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

宝の地図のメニュー画面。今日筆者がすれちがった冒険者は360人程度だった。都市圏は多くすれちがえ、郊外は少ないという話もユーザー間で上がっている。これは『DQIX』でもあった現象だ

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

「リッカの宿屋」にチェックインした冒険者の「宿泊者名簿」からも宝の地図はゲット可能。旅行先で宿屋を見かけたら、ぜひチェックインして珍しい地図をシェアしてほしい

「宝の地図」の真の価値とは

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

 シェアされた宝の地図を受け取るには、ストーリーなどを進めるのに使う「導きのかけら」が必要となる。この導きのかけらが、いま全国の勇者が枯渇して求めてやまないアイテムとなっている。

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

地図の受け取りに必要なかけらの個数。毎週金曜15時にリセットされるので、各グレードごとに5回ずつ受け取るのが理想だ。かけらが足りねぇ…!

 宝の地図はクリアすると貴重なモンスターのこころが手に入るので、積極的にやっていきたい。とくに地図でしか手に入らない新登場のボス「黒竜丸」と「ハヌマーン」のこころは、Sが出るまで何回でも挑みたいほどだ。

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

黒竜丸はA以上、ハヌマーンはS以上のグレードで出現するらしい

 そんな背景があり、いまシェアされている地図の多くはこの2体のボスが出現するものになりつつある。それは良い。一度クリアした地図では繰り返しこころが手に入らないので(※)、どんどんシェアしてもらいたい。
※リセット機能はあるが、頻繁には使えない

 だが、個人的にいま欲しいのはAやSグレードの地図ではなく、「Cグレードの地図(最低ランク)」となっている。理由は単純で、受け取りに必要な「導きのかけら」が少なくて済むからだ。現状では数をこなしたいのが正直なところ。

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

最低グレードと侮るなかれ。過去イベントの限定モンスターが含まれている地図や、ご当地モンスターが出現する地図は、人によっては非常に価値が高い

 また、地図の難易度(推奨レベル)と出現する雑魚モンスターの種類が、ストーリーと異なっているのもポイント。ストーリー初期の3章などに出てきた「ひくいどり」が、推奨「特級職46レベル」相当の強さで出現することもある。

 低レベルモンスターのこころは、集める際に経験値効率が悪すぎるのがネックだった。それが宝の地図の登場で、レベル上げしつつこころ集めも可能という、“革命”が起きているのだ。

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

宝の地図を受け取ってからでないと出現するモンスターの種類は見られない。そこはランダム生成なので「引いてみるまでのお楽しみ」だ(SNS上で中身が判明済みの、有名な地図を取りに行くのもアリ)

 また、レベル上げ用として地図を見ると「地形によるボーナス属性」の存在も注目だ。これは敵味方の該当属性ダメージが+50%強化されるという仕組みになっている。

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】
実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

山岳ならジバリア、海ならバギと地形によってボーナス属性が変化する。背景画像で大体の地形を把握可能だ

 筆者は残念ながら手に入らなかったが、現在デイン属性最強の狩り武器と名高い「カルベロビュート」を持っている人は「天空」の地形で推奨レベルが高い地図をゲットしよう。デイン属性の威力が+50%されるので、より効率的にフィールド狩りが可能になるはずだ。

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

なお、筆者は無事「ぎんがのつるぎ」を200連目(天井)で交換と相成りました。カルベロビュートや大太刀、円月輪などを我慢して貯め続けた大切な6万ジェムは、必要な犠牲になったのだ……

 そろそろイベント開始から72時間が経過し、新たな地図を生成可能になる頃合い。来週はどんな地図が日本中を席捲するのか、そして「まさゆきの地図」や「川崎ロッカーの地図」のように、一躍有名人になる神地図を最初に生み出すのは誰なのか! 今後の展開が非常に楽しみだ。

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

「導きのかけら」集めは、1日1回の専用クエストで300稼げるほか、定点狩りでたくさん戦闘をしたり、適当なクエスト(地図でも可)で遠くに目的地を設定して移動したりする必要がある。およそ「600mの距離」が効率的にはオススメだ

実質『DQIX』リメイク!いま宝の地図で革命が起きています【『DQウォーク』プレイ日記#57】

理由は約600mを境に獲得できるかけらの増加量が減るため。自転車や車を使えるなら「導きのつばさ」を使って、1km付近で設定するのもアリ(それ以上の距離はほとんど増えなくなる)

 

【ゲーム情報】

タイトル:ドラゴンクエストウォーク
ジャンル:位置情報RPG
プラットフォーム:iOS/Android
配信日:配信中(2019年9月12日)
価格:基本プレイ無料(アイテム課金型)

<制作スタッフ>
ゼネラルディレクター:堀井雄二氏
キャラクターデザイン:鳥山明氏
音楽:すぎやまこういち氏
開発:コロプラ
企画・制作:スクウェア・エニックス

※画面は開発中のものです。
※開催期間や内容は予告なく変更することがあります。
※詳細はゲーム内お知らせをご確認ください。
※『ドラゴンクエストウォーク』は、Google Maps Platform gaming solutionを使用しています。
※『ドラゴンクエストウォーク』を遊ぶ際は、周囲の環境に十分気を付けてプレイしましょう。
※『ドラゴンクエストウォーク』は安全に遊んでいただくための機能「ウォークモード」を搭載しております。「ウォークモード」に 設定することでスマートフォンの画面を操作しなくても、周囲のモンスターと自動的にオートバトルが実行されます。また、モンスターとのバトル以外にも、近づいたかいふくスポットにも自動で触れるため、HPやMPの回復も自動的に行なわれます。

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