NTT島田社長「ユニバーサルサービスのあり方を含めて議論」
NTTの島田社長がNTT法を見直すべきとしている点は主に2つだ。
ひとつはNTTに対して「電気通信技術に関する研究の推進、成果の普及」をしなければならないという責務が存在する。この責務により「NTTと組むと研究成果を開示しなくてはならず、それを嫌がるパートナーがいる。経済安全保障の要素も強く意識される時代であり、開示することで、国際競争上の課題があると認識している」(島田社長)というのだ。
もうひとつが「日本全国、あまねく安定的な電話役務の提供をする」という責務だ。いわゆるユニバーサルサービスといい、全国どこでも固定電話サービスを提供しなければならないとされている。
しかし、固定電話の契約者数は、2023年3月まで約1350万件となっており、毎年150万件のペースで減少している。つまり、今後10年もすれば契約者数がゼロになる可能性もあるのだ。
島田社長は「現在も赤字事業で経営上の負担が増えてくる。ユニバーサルサービスのあり方を含めて議論しなくてはならない」としている。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第288回
トピックス
Galaxy Z Fold8を使ってわかった、“パスポートサイズ”が想像以上に快適なこと -
第287回
トピックス
なぜ? 携帯4社が「Galaxy Z Fold 8」を推す理由 -
第286回
トピックス
「ドコモの銀行」で何が変わる? ポイント最大4.5%還元、金融経済圏のメリットと課題 -
第285回
トピックス
20万円スマホに背を向けた日本勢 シャープとFCNTが選んだ「勝てる市場」 -
第284回
AI
OpenAIやグーグルを使い分ける、“AIのMVNO”が存在感 -
第283回
トピックス
「EUでは使えない」アップルがSiri AIで異例の明言をしたワケ -
第282回
トピックス
グーグルvs.アップル、ブラウザ競争の軸は機能から信頼へ? -
第281回
トピックス
“つながらないドコモ”返上なるか 5G SA無料化で巻き返しへ -
第280回
トピックス
楽天モバイルにとってpovoは“毒リンゴ” ローミング終了後の行方は? -
第279回
トピックス
「ahamoだけ遅い」は誤解──ドコモ値上げに立ちはだかる通信品質問題 -
第278回
トピックス
銀行職員のBeReal騒動はなぜ起きた 問うべきはリテラシーではなくスマホ管理だ - この連載の一覧へ











