ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」が好調だ。
ソフトバンク全体で、スマートフォンの契約者数が増えているのだが、メインブランドとしてのソフトバンク契約者数は減っている。つまり、ソフトバンクのスマートフォン契約者が増えているというのは、ワイモバイルの契約者数が大幅に伸びているということになる。実際、ワイモバイルの累計契約数は昨年度末で1000万件を突破。ソフトバンクにおけるスマートフォン契約者数の3分の1はワイモバイルユーザーというところまで存在感を増しているのだ。
ウィルコム出身の寺尾氏、徹底的にシンプルにこだわる
コンシューマ事業を統括する寺尾洋幸氏は「ワイモバイルはキャズムを超えたのではないかと思っている。学生なら、クラスで4〜5人は使っている状況になっている。店頭での獲得力が強いのが全体だが、こういう状態になると爆発的にユーザーが拡大していく」と語る。
寺尾氏は元々、PHS会社のウィルコム出身だ。ウィルコムでは2010年ごろに他社の携帯電話や固定電話への通話料を無料とする「だれとでも定額」を開始。若者を中心にヒットし、PHSユーザーが爆発的に増えたことがある。まさに寺尾氏は「だれとでも定額」の仕掛け人だった。
寺尾氏は「ウィルコムという会社を運営していたとき、『コムする』とういう流行語ができて、若い人に使ってもらえるようになった。その時もクラスで4〜5人が契約している状態から、普及が爆発的に加速した」と振り返る。
ワイモバイルがヒットしているのは、寺尾氏が徹底的に「シンプル」にこだわっているからだ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第275回
トピックス
日本のミリ波どうなる? カギを握るのはやはりiPhoneか -
第274回
トピックス
iPhoneが変えた日本 キャリアとメーカーを揺るがした20年 -
第273回
トピックス
ANAモバイル開始、その裏で存在感を放つIIJ JALとの違いも鮮明に -
第272回
トピックス
アップル、グーグルに引き離される可能性 Androidを変える「先回りAI」の衝撃 -
第271回
AI
「石川さんに3000円振り込んで」住信SBIネット銀、AIに頼むだけの新サービス開始へ -
第270回
トピックス
楽天モバイル、黒字化の裏で不満噴出 通信設備に“2兆円投資”必要か -
第269回
トピックス
通信費が0円に? 楽天がモバイルWi-Fiをバラまく本当の狙い -
第268回
トピックス
mineoが“フルMVNO”に挑む理由 格安スマホ市場の変化が背景に -
第267回
トピックス
菅元首相に“ハシゴを外された”楽天モバイルの踏ん張りに期待 -
第266回
トピックス
スマホ値上げの足音 実質1.6万円のNothing Phoneが“最後の良心”に? -
第265回
トピックス
アップル巧妙な新手数料 スマホ法“肩透かし”で終わる可能性 - この連載の一覧へ












