「プロジェクトEGG」パッケージ第24弾タイトル!

「ウィザードリィ」ナンバリング『6』『7』『8』を収めたコレクションパッケージが発売!

2023年08月03日 16時25分更新

文● ASCII

 D4エンタープライズは8月3日、PC(Windows)向けパッケージソフト『Wizardry Legacy -BCF,CDS & 8-』の特設サイトを公開し、事前予約を開始した。発売時期は2023年12月予定、価格は1万6500円となる。

 本作には『Wizardry 6 Bane of the Cosmic Forge』『Wizardry 7 Crusaders of the Dark Savant』、そして『Wizardry 8』を復刻マニュアルとともに一つのパッケージソフトとして収録。往年のRPGファンに贈る至高の冒険を楽しんでみてはいかがだろうか。

 なお、本作はプロジェクトEGGパッケージ初の2000年代タイトル。そして、Windowsタイトルの復刻ということで、当時のユーザーには懐かしさがよみがえり、新たなプレイヤーには2000年代のゲーム文化を垣間見ることができるだろう。

『Wizardry Legacy -BCF,CDS & 8-』特設サイトURL

https://ac-mall.jp/egpc-0024

おなじみプラスチックパッケージ&ジャケットは
6/7のリバーシブル!

 プロジェクトEGGではもうおなじみの、80~90年代を彷彿とさせる完全オリジナルプラスチックパッケージでお届け。ジャケットは当時の6/7パッケージイラストなどを使い、当時デザインを踏襲したジャケットをリバーシブルで収録している。

オリジナル(PC-9801)版パッケージイメージ

ゲーム以外のこだわり同梱物! 当時のマニュアルを忠実に再現!

 本作は、ゲームだけでなく同梱物として当時のマニュアル復刻版も含まれる。これらは可能な限り当時のまま再現され、当時のインクや紙質に近い素材で構成されている。

 これは当時のファンにとって貴重なアイテムとして価値ある懐かしさを味あわせるだけでなく、新たなファンにも当時の雰囲気やゲームの魅力を伝える重要なアイテムとなるだろう。

 そのほか『Wizardry8』サウンドトラック音楽CDを同梱。壮大な冒険を盛り上げるBGMを楽しもう。

収録タイトル一覧

Wizardry 6 Bane of the Cosmic Forge(PC-9801版発売/1991年)

 本作は1991年にリリースされたロールプレイングゲームで、元祖3DRPGとして知られる『ウィザードリィ』シリーズの第6弾。『6』『7』『8』の3部作の序章であり、本作『6』では古城を舞台に、記したことが現実になる魔筆「コズミックフォージ」を探す冒険がテーマとなっている。

 ゲームはこれまでのシリーズと同様、3Dの世界を舞台に6人の冒険者によるパーティを編成して探索。

 戦闘はランダムエンカウントのコマンドバトルを採用しているが、これまでとは大きく異なる世界観、描き込まれた景色や冒険者の顔、アニメーションするモンスター、冒険者に6種族、6職業を追加して計11種族、14職業に、魔法も4系統6領域に変更、さらにスキル制の導入も……ウィザードリィらしさを残しつつも、さまざまな変更や追加要素が盛り込まれている。

 “新たなウィザードリィ”の幕開けを感じさせる本作。ゲームルールや世界観の変更はもちろん、複数のダンジョンや屋外マップの冒険、NPCの個性豊かなセリフ回し、時間軸などを感じさせる緊張感のある演出など、より壮大な冒険が楽しめる作品に仕上がっている。

※本作品は、ゲーム開始時にセキュリティーチェックが発生します。同梱マニュアルまたはゲームランチャーのPDFマニュアルより質問に回答してください。

Wizardry 7 Crusaders of the Dark Savant(PC-9801版発売/1994年)

 本作は1994年にリリースされたロールプレイングゲームで、元祖3DRPGとして知られる『ウィザードリィ』シリーズの第7弾。『6』『7』『8』の3部作のひとつであり、本作『7』では惑星ロスト・ガーディアを舞台に、宇宙と生命の根源に関わる秘密が隠された宝珠“アストラル・ドミナ”を探す冒険がテーマとなっている。

 なお、本作では前作『6』のキャラクターデータを引き継ぐことで、オープニングデモやスタート状況が変わる“マルチビギニング”を搭載している。

 前作と同様に、プレイヤーは6人の冒険者(11種族、14職業)でパーティを編成して3Dの世界を探索。戦闘はランダムエンカウントのコマンドバトルを採用している。さらに今作からはシステム的な街はなくなり、すべて3Dのフィールドマップとなったことから等身大の世界を満喫できるだろう。

 また、NPCは情報を与えてくれる存在にとどまらず、プレイヤーと同様に冒険や生活を営んでいる。そのためプレイヤーがのんびりしていると、NPCによってダンジョン内の宝物が奪われてしまったり、NPCが互いに争っているシーンに遭遇したりすることもあり、そんな彼らとの交流や遭遇も本作の醍醐味のひとつとなっている。

 前作からさらなるパワーアップを遂げた本作。新しい「ウィザードリィ」の世界を見事に具現化した作品に仕上がっている。

※本作品は、ゲーム開始時にセキュリティーチェックが発生します。同梱マニュアルまたはゲームランチャーのPDFマニュアルより質問に回答してください。

Wizardry8(Windows版発売/2001年)

 本作は、元祖3DRPGとして知られる「ウィザードリィ」シリーズの第8弾で、英日版ともに2001年に発売された。『6』『7』『8』の3部作の最終章にあたり、ついに宇宙創生の謎や強敵Dark Savantとの戦いも完結を迎える。

 なお、本作では前作『7』のキャラクターデータを引き継ぐことで、オープニングデモやスタート状況が変わる“マルチビギニング”を搭載している。

 プレイヤーは6人の冒険者(11種族、15職業)でパーティを編成して3Dの世界を探索するところは前作と似ているが、パーティは新たに2名のNPCを加えた最大8名になり、隊列も前後衛から前後左右中央に。

 さらにスキルシステムにも磨きがかかったことで、各職業の能力が顕著に感じられるようになっている。

 注目すべきは、ゲームシステムがフル3Dのリアルタイム制となったこと。冒険中にはリアルタイムで時間が経過し、NPCや敵が接近してくるなど臨場感も抜群だ。戦闘はシンボルエンカウントのターン制に変更。

 戦闘中には距離を取って遠隔攻撃をしてくる敵などもおり、戦闘中の移動も可能なので、これまでの戦闘とは異なり、距離や位置取りの概念も考慮した戦いが楽しめる。『6』を境に大きく変わったシリーズの集大成。佳境とも言えるストーリーはもちろん、「ウィザードリィ」の究極の形がここにあると言っても過言ではない。

※本作は2001年にローカスより発売された『Wizardry8日本語版(Windows95/98版)』をWindows10/11で動作するようにした復刻版となります。HD対応・追加要素はございませんのであらかじめご了承ください。

【ゲーム情報】

タイトル:Wizardry Legacy -BCF,CDS & 8-
ジャンル:RPG
販売:D4エンタープライズ
プラットフォーム:PC(Windows)
発売日:2023年12月予定
価格:1万6500円
対応OS:
 Windows10 32bit・64bit
 Windows11 64bit
 が問題なく動作するスペック
 +
 DVD-ROM読み取りドライブ必須
※タッチパネル式タブレット端末、またMac上などでWindowsエミュレータを介した動作は保証外となります。

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう