パロアルトネットワークスは8月2日、ランサムウェアの配布方法は電子メール添付からウェブ閲覧になりつつあるというレポートを公開した。
同社の脅威インテリジェンスチーム「Unit 42」によるレポートで、ランサムウェアの主たる配布方法は2021年の「電子メールの添付ファイル」から2022年では「URLまたはウェブブラウンジング」が主流になりつつあるという。
このほか、同じランサムウェアをホストする際、異なるURLをローテーションして使用したり、異なるランサムウェアを配布するのに同じURLを使い回すといった動作も観測。
ランサムウェアファミリーの分布をみると、「Lazyランサムウェア」と「Virlockランサムウェア」が50%以上を占めていることなどがわかったとしている。