ファーウェイ通信 第198回
血圧計が手首にある生活を実際に体験!
血圧を日々測定できるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」のある日常はどんな感じ?
2023年07月26日 11時00分更新
血圧や健康的な生活を意識しなければならない
ASCII編集部のオカモトがHUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計を体験
ここからは体重が標準から大きくオーバーで、昨年末からウォーキング、ジョギングを頑張っているASCII編集部のオカモトが「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」を体験レポートする。
実は、ファーウェイ製スマートバンド/スマートウォッチは以前から活用済み。睡眠モニタリング、ウォーキング/ジョギングでのルートやタイムについて、HUAWEI Healthでデータをチェックしてきた。
血圧についても健康診断で「高血圧気味」と指摘されており、一般的な手首式の血圧計は購入したものの、たまに測定しては「それほど高い値ではないから大丈夫だろう」程度の意識でしかなかった。というわけで、HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計の使い勝手にかなり期待を持ちつつ、体験を開始した。
まず実際に装着する前に専用の紙(ルーラー)で、手首から指2本分内側のサイズを測定。この数値に合わせて、同梱されているMとLの2サイズから適切なものを選んで、数値を合わせてベルトの位置を設定する。
バックルがプッシュ式で本体部分・ベルトともやや大柄なので、装着時に圧迫感があるかもしれないと着用前は想像していたが、サイズをしっかり測定していることもあってか、腕にバッチリ合って、窮屈な感じはなかった。後述するジョギング時にもグラグラする感はなく利用できた。
血圧測定機能は側面下部の「HEALTH」ボタンを押すことですぐに起動する(このボタンは血圧測定以外にもユーザーが割り当てたい機能を設定可能)。測定時は、スマートウォッチを心臓の高さにキープすることが重要で、もう片方の腕で着用している肘を支えて、しばらくジッとしていればいい。ただし、感覚だけで位置を決めて測定を始めてみたところ、実際には心臓より高い状態だったので、最初は鏡の前などで確認しながら使い始めるといいかもしれない。
実際に測定を開始すると、カフ部分に空気が送り込まれて腕が圧迫されるのがわかる。とは言え、測定に要するのは1~2分程度で痛かったり辛かったりということはない。騒音もほとんどないので、自宅で計測するのはもちろん、会社や出先での休憩中でも周りに気づかれることはほとんどないだろう(どちらかと言えば、測定時の姿勢の方で気づかれそう?)。ここまで手軽にできれば、「頻繁に血圧測定するのは面倒」という言い訳は難しくなるはず。また、結果が記録されない「ゲストモード」もあるので、家族や知人などに貸して、一時的に試してもらうこともできる。
つづいてワークアウト時での使い勝手。筆者は1日に1回、夜にジョギング/ウォーキングに出る習慣を持っているが、HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計は他のファーウェイ製端末と同様にワークアウト機能が充実。70種類以上のモードをサポートしている。本体に衛星測位システムを内蔵しているので、ペアリングしているスマホも一緒に持っていかずとも正確にルート記録される(個人的にはジョギングの帰り道に夕飯の買い物をする機会が多いので、ウエストポーチにスマホを入れていくことが多いが)。
フィット感が良く、運動時も特に違和感がなかったというのは前述のとおりだが、夏場の運動でもあり、どうしても汗はかいてしまう。カフを覆う部分の素材は取り外せるので、これを軽く水洗いするという手もありそうだが、本格的な長時間の運動をするユーザーであれば、より軽い装着感のファーウェイ製スマートウォッチ/スマートバンドと、場面によって使い分けるのもありと感じた。
運動後はHUAWEI Healthから、ペースや負荷度、消費カロリーなどを確認できる。データでしっかり記録されるので、怠けてしまうとそのことが自分でもわかるのと、体調に合わせた翌日以降のペース作りの参考にもなる。
個人的には普段使っているスマホの最初の画面にHUAWEI Healthのアイコンを置いておき、睡眠などの情報も含めて、頻繁にチェックするようにしている。HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計を導入すると皮膚温データまで加わったので、よりデータが充実。さらに利用する機会が増えそうだ。
ちなみに上の画面で見られる体重などのデータは、同じファーウェイの「HUAWEI Scale 3 Pro」と組み合わせることで取得している。次ページでは、このHUAWEI Scale 3 Proについて紹介しよう。
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