背面カメラはなんとデュアル50MP
そしてなんといっても注目はカメラだ。超広角と広角のデュアルカメラという、一般的な構成だがどちらも約50MP、つまり約5000万画素のセンサーを搭載しているのである。
ただ、画素数は(ほぼ)同じでも、センサーサイズが違うので同じ性能というわけじゃない。ウルトラワイドカメラ(超広角カメラ)はSamsungの1/2.76型で、レンズは14mm相当のF2.2。センサーサイズは小さくなるが、元が5000万画素だけあって、クオリティーは高い。
メインカメラ(広角カメラ)は同じく5000万画素ながら、サイズが1/1.56型と大きめのソニーのセンサーを採用。こちらの方がワンランク上の50MPだ。レンズは24mm相当のF1.88。
どちらも4画素をひとつとして約1250万画素の絵を作るので、日常は12MPのカメラと思えばいいが、どちらのカメラも50MPモードを使えるのはユニークなところだ。
ただ、メインカメラの50MPはディテールまでけっこうちゃんと描写してくれて、晴天下なら十分使えるレベルなのに対し、ウルトラワイドの50MPは描写がちょっと劣る。これはもうセンサーサイズを含む性能やレンズの差といったところで、50MPを使うならメインカメラに限るって感じかな。
カメラアプリは12MPモード時は0.6x(ウルトラワイド)、1x、2x(メインカメラのデジタルズーム)の3つの倍率が並ぶ。
2xは日常的に使ってOKなクオリティーだ。
デジタルズームは最高で10xまで上げられるが、4xくらいまでは実用的に使えるかと思う。
全体に写りは派手すぎずナチュラルに抑えられていて、HDRも無理にシャドウ部を持ち上げないので、ハデハデこってり好きには物足りないかもしれないけど、写真としてはいい。
ユニークなところでは、ラベル機能。写真に撮影日時や機種名などを写し込む機能は最近多くのAndroid機が搭載しているが、それらは写真の左下や右下に写し込む。Phone (2)では写真の下にラベルを追加する(だから元の写真には何も足さずに、下に白いラベルがくっつく)。
これは良い。不要ならあとからそこを切り取っちゃえばいいし。ポートレートモードでは背景をボカしてくれる。室内で遊んでる子猫をGlyphライトをオンにして撮影してみた。ちょっとエッジが不自然なとこあるけど、子猫だからな。
マクロモードも持っている。これはウルトラワイドカメラの方がより近くまでもピントを合わせられるため、ウルトラワイドカメラの中央部を拡大して24mm相当にするという、これもまた多くのハイエンドスマホが持っている技。撮影時は4cm以内に近づくといいよといわれる。
写真編の最後はナイト。暗所だと自動的に「月」アイコンが出てナイトモードになる。ナイトモード時も何秒も待たされることはない。比較的スムーズに撮影され、あとで内部で画像処理をして合成してる感じだ。
生半可な暗さではナイトモードになってくれないので、ちょっと不気味だけど、住宅街の暗い稲荷神社に登場願った。
暗所になるとメインカメラとウルトラワイドカメラのクオリティの差が如実に出るかな。動画はミドルレンジクラスでありながら、4K/60pに対応。
下の動画は、4K60fpsで撮影した。
スローモーションはフルHDで480fpsまで。下の動画はちょっと涼しげに、人工ミニ滝のスローモーションを240fpsで。
インカメラはなんと32MPで普通に32MP(4896×6528ドット)で撮れる。
【まとめ】光るだけじゃなくて
コストパフォーマンスも高く、よい端末
Nothing Phone (2)となれば背面のGlyph Interfaceと凝った画面デザインに目が行くが、SoCは「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用してるし、ディスプレーは6.7型のOLEDで120Hz対応だし、デュアル50MPカメラだし、価格もストレージが128GBで良ければ7万9800円と、スマートフォンとしてのコストパフォーマンスはかなりいい。
そう、見た目だけじゃないのだ。

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