現代劇+『ザナドゥ』の融合から生まれた日本ファルコムの挑戦作
アオハルな気持ちがよみがえる!?Switch版『東亰ザナドゥ eX+』は若い人もかつて若かった人も遊んでほしい快作
簡単操作で軽快なアクション!
性能の異なる7人のキャラクターを使いこなそう
バトルパートでは、3人1組のメンバーを選んでダンジョンに挑む。ダンジョンに挑戦する前に出現する敵とその個体数を確認できるので、敵の属性を確認して、誰を連れていくか選ぼう。
なお、ストーリーで訪れるダンジョンの場合、主人公の洸は必須メンバーとなる。残り2人のメンバーを選ぶことになるのだが、ストーリーの進行上で必ず出撃する固定メンバーがいる場合も。洸の武器属性はストーリーを進めると変えられるようになるので、固定メンバーの武器属性が洸と同じだった場合は、彼の武器の属性を変更して調整しよう。
攻撃は、武器での通常攻撃とスキルゲージを消費して使える射撃スキル、飛翔スキル、剛撃スキルの4つ。さらにEXポイントを消費することで出せるEXスキル、ストライクポイントを消費して出せるXストライク、ドライブゲージを消費して出せるXドライブと通常攻撃や通常のスキルより強力な各種必殺技が放てる。
いずれの攻撃も複雑な操作なしで出せるうえ、キャラクターの動きは小気味良いので、バトルは非常に爽快。ただ、パーティメンバーは2人がメインパーティとなり、最後の1人はサポートという位置付けにあり、メインの切り替えとサポートの切り替えが別ボタンになっていたり、攻撃や回避、アイテム画面の呼び出しなどの操作もあったりと、使用するボタンは多い。慣れるまではちょっと大変かもしれない。
ちなみに、キャラクターの移動に使うLスティックを押し込むとゲーム全体の動きが倍速になるハイスピードモードに切り替えられる。筆者の場合、戦闘中に力が入りすぎて、思わずスティックを押してしまいハイスピードモードを誤爆してしまうことが多々あった。
オプションの設定でボタン操作の変更ができるので、ゲームに慣れてきたら自分にあったものを探してみるのもいいだろう。
ダンジョンクリア時には、クリアタイムやどれだけヒットを稼いだかによってクリア評価が表示される。高ランクを目指すのも、やり込みの1つだ。
ほかにもミニゲームやコレクション要素はいっぱい!
ゲームをやり込みたい人にもピッタリ
これまではゲームの基本部分を紹介してきたが、本作にはそのほかにもやり込める要素が豊富に用意されている。書物の収集、食事のレシピ集め+作成、スケートボードやゲームセンターにあるクレーンゲームをはじめとする3種のゲーム、ガチャガチャなど非常に多彩。
こういったものはやり込まなくてもゲームのクリアはできるものの、やり込めばやり込んだだけキャラクターの強化に役立つアイテムがもらえるといったメリットがアリ。以下では筆者がお気に入りのやり込み要素をピックアップして紹介しよう。
●フレンドページ
主要人物だけなく、学校の生徒やショップの店員など、主人公たちや彼らに関係する人物たちの個人情報が閲覧できる図鑑のような要素。その人物との会話やクエストクリア、絆イベントの発生など、さまざまな条件で更新されていく。
●書物
ゲーム中に手に入る書物の中には、その中身を読めるものがある。これらもゲームの世界観を知るのにひと役買っているので、ゲットしたら読んでみよう
●みっしぃパニックwith魔法少女まじかるアリサ
いわゆるモグラたたきゲーム。クリアすると得点に応じてゲームセンターのゲームを遊ぶのに必要なメダルがもらえる。
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