第285回 SORACOM公式ブログ

ソラコム公式ブログ

ChatGPTを活用してデータ分析! SORACOM Harvest Data Intelligenceの提供を開始しました

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 本記事はソラコムが提供する「SORACOM公式ブログ」に掲載された「ChatGPTを活用してデータ分析! SORACOM Harvest Data Intelligenceの提供を開始しました」を再編集したものです。

こんにちは、プリンシパルエンジニアのmotoです。

本日発表されました新機能の、SORACOM Harvest Data Intelligebceをご紹介します。

皆さんは、SORACOM Harvest Dataを使っていただいたことがありますでしょうか。IoTプロジェクトのはじめの一歩として、センサーデータなどを蓄積しつつ簡単に可視化できる、お手軽クラウドサービスです。自分も何か IoTプロジェクトを進めるときには、必ず使うサービスです。

蓄積されたデータをリアルタイムに確認したり、SORACOM Lagoonでダッシュボードにしたり、SORACOMだけで出来ることはたくさんあります。そこに、本日発表されたSORACOM Harvest Data IntteligenceによるAI分析が加わりました!

こちらは温湿度のデータです。このデータを使って、AI分析する様子を動画にしてみました。

わずか数クリックでデータを簡単にAIに分析させる事が出来ます。Public Beta期間中は無料でご利用できます(*)ので、ぜひご自分のデータでも試して頂きたいと思います。

(*) SORACOM Harvest Data のご利用料金は別途かかります。料金はこちらでご確認ください。

AIをIoTに取り込む ~ 開発秘話を少しご紹介

このサービスが生まれた背景を少しだけお話ししたいと思います。

OpenAIのChatGPTが盛り上がりを見せていて、APIが解放されたのが今年の3月の頭くらいだったと思います。自分も早速APIを使ってSlack botを開発したりして遊んでいました。

そんな矢先…ある金曜の夜にkenta が思いついたアイデアをslackに投稿。 

週末ソロハッカソンを経て、週明けには、最低限の機能を実装したバージョンが動きました。

この時点では、ブラウザのuser scriptを使ったいわゆるQuick and Dirty Hackで動かしていました。ソラコムではこのような、最低限の機能を備えたモノ(Minimum Viable Product = MVP)をまず動かして技術検証し、徐々にブラッシュアップしていく方法をよく取ります。

さて、ここまで動いたら、あとは既存システムへの繋ぎ込みや、プロンプトのチューニング、そして大事な UI/UX の作り込みを経て、ようやくDiscoveryでお届けすることが出来ました。

このサービスも、LLM(ChatGPT)もまだまだ荒削りですが、これから急速に発展していく過程にあります。SORACOMプラットフォームにおけるAI活用を今後も進めて行きますので、ご期待ください。

なお、ご利用にあたってはSORACOM Harvest Data Intelligence で AI (ChatGPT API) に質問する をご確認ください。

ソラコム 松井(moto)

投稿 ChatGPTを活用してデータ分析! SORACOM Harvest Data Intelligenceの提供を開始しましたSORACOM公式ブログ に最初に表示されました。

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月