本稿でレビューするのは、サムスン電子ジャパンの「Galaxy A54 5G」。ハイエンドのSシリーズに対し、Aシリーズは基本機能を高いクオリティーで備えながらミドルレンジの価格に抑えているのが特徴です。
端末自体はすでに販売中で、ドコモが機種代金6万9850円、auが7万4730円、UQ mobileでは最安で5万2730円で取り扱っています。カラーは「オーサムバイオレット」「オーサムグラファイト」の2種に加えて、ドコモのみ「オーサムホワイト」を選べます。
今回はドコモからオーサムバイオレットをお借りして1週間使用しました。
ディスプレーの明るさアップ
Dolby Atmosにも対応
外観は非常にシンプルなデザイン。ハイエンドの機種のような上品さはそこまで感じないものの、スッキリとした見た目が好印象です。本体サイズは片手で持つとやや持て余す感があり、重量も約200gあるので手にずっしりときます。
本体右側に音量ボタンと電源ボタン、上部にSIMカードスロット、下部にUSB Type-Cポートを搭載します。背面にはトリプルカメラを搭載しますが、出っ張りがやや大きいので机など平面に置いて操作すると画面に触れるたびにグラグラと揺れます。以下の写真を見ても、やや斜めになっているのがわかります。
画面は約6.4型のSuper AMOLED(有機ELディスプレー)。解像度はFHD+(1080×2340ドット)。リフレッシュレートは120Hzまで対応します。前機種「Galaxy A53 5G」から明るさが約25%アップしたとのことですが、実際に晴れた日の屋外でも見づらいと感じることが少なく、性能の向上を実感しました。
また、サウンド面も優れているポイントで、ステレオスピーカーを搭載し、Dolby Atmosにも対応しています。イヤホンジャックを搭載していませんが、本体から直接音を流しても、バランスの良い音質を楽しめます。
この連載の記事
-
第513回
スマホ
4万円で買えるゲーミングスマホも! コスパに優れたデザインスマホ「realme 13」シリーズがアツイ! -
第513回
スマホ
100倍望遠が実用的なスマホ「vivo X200 Pro」はカメラ性能が変わらず最強だった -
第512回
スマホ
ツァイスカメラ搭載のスマホ「vivo V40」は可変色LEDライトでポートレート撮影も得意 -
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! - この連載の一覧へ