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真っ黒なゲーミングPCに飽きた方にオススメ

夏に自作するなら涼しげなホワイトパーツで統一したゲーミングPC! 4Kゲームも快適動作の高性能

文●石川ひさよし 編集●ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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4Kゲーミングでチェック!! MSIホワイトゲーミングPCをベンチマーク

 さて、この作例のパフォーマンスを確認しておこう。

PCMark 10(Standard)のベンチマーク結果

 まずは比較に利用できるメジャーなベンチマーク。PCMark 10(Standard)のOverallは9209。3つのシナリオはどれも10000ポイントを超えており、とくにDigital Content Creationはかなりの高スコアだ。

3DMarkのベンチマーク結果

 3DMarkもSpeed WayやPort Royalのスコアのとおりリアルタイムレイトレーシングが実用的なライン。Time Spy ExtremeやFire Strike Ultraのように4Kでのベンチマークも十分なスコアだ。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONのベンチマーク結果

 それでは実ゲーム系のベンチマークを見ていこう。まずFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマークは4K、高品質で9010(とても快適)を記録。さらに軽量品質なら15105(非常に快適)になった。DLSSを使わないプリセットだが、やや重めのタイトルでも十分なフレームレートが得られそうだ。

Cyberpunk 2077のベンチマーク結果

 次にCyberpunk 2077。かなり重量級のタイトルになるが、こちらは4K、最高画質のレイトレーシング:ウルトラで64.54fps。60fpsは超えているので問題ないが、もう少し余裕がほしいところ。DLSS設定をウルトラパフォーマンスとすると128.58fpsに向上した。DLSS設定はクオリティからウルトラパフォーマンスまで4段階あるので、フレームレートを見ながらちょうどよいところを探し出すことができるだろう。

Hogwarts Legacyのベンチマーク結果

 Hogwarts LegacyはDLSSオンがデフォルトのようだが、その場合4K、ウルトラ画質、DLSSクオリティで93.2fps。これでまったく問題ない。ただしリアルタイムレイトレーシングを使うと64.1fpsまで低下した。DLSSをウルトラパフォーマンスとすると90.5fpsまで向上したので、リアルタイムレイトレーシングを使いつつフレームレートを狙うならDLSS側のプリセットの調整でベストが見つかりそうだ。

Diablo IVのベンチマーク結果

 最後は最新タイトルのDiablo IV。こちらは上2つと比べると軽量で、4K、ウルトラ画質設定で128fpsと十分なフレームレートが得られている。DLSSをオンにすればさらにフレームレートが向上するので、ゲーミングディスプレイをお持ちの方は、そのリフレッシュレートに合わせた最適設定を探ってみるのもよいだろう。

ホワイトの「特別なPC」で夏のゲーミングを楽しもう!

 今回のホワイトPCだが、「MPG GUNGNIR 110R WHITE」をベースにしているため同製品の製品サイトの作例とほぼ同じだ。いや、ビデオカードもホワイトのGeForce RTX 4070 Ti GAMING X TRIO WHITE 12Gを用いたので、今回組んだホワイトPCのほうがホワイト率高めと言えるだろう。

 ポイントを挙げると、ホワイトパーツ中心ながら随所にシルバー、そして部分的にブラックが入るので、真っ白を望む方には「もっと白を……」と感じるかもしれないが、実際にはマットにホワイトで統一されるよりもメリハリが出る。また、今回のパーツの中でマザーボードと電源はLED非搭載だが、すべてのパーツが光るというのも実際にはハデすぎる印象を与えることもある。とくにレインボーパターンで点灯させるような時は注意したい。そしてMSIパーツで統一した点。ホワイトPCに限らず、パーツのメーカーを決め打ちすると統一感が出る。MSIならゲーミングドラゴンのエンブレムだ。電源部はホワイト地にブラックエンブレムなのでやや主張が強いが、ほかはLEDや刻印になるので、光らせ方によってはそこまで主張が激しいというわけではない。ちょうどよいバランスと言えるのではないだろうか。

 さて、肝心な予算だ。MSIパーツだけピックアップすると……。

今回使用したホワイトパーツ
マザーボード MPG Z790 EDGE WIFI 5万5000円前後
ビデオカード GeForce RTX 4070 Ti GAMING X TRIO WHITE 12G 16万円前後
CPUクーラー MAG CORELIQUID 240R V2 WHITE: 1万6000円前後
ケース MPG GUNGNIR 110R WHITE 1万4000円前後
電源 MPG A750GF WHITE 1万8000円前後

 これにCPU、メモリ、ストレージとOSなどが必要になる。ビデオカードが高価なのはGeForce RTX自体の値上がり、加えてホワイトモデルが上位グレード寄りの上に特別モデルというプレミアも付くためだ。ほかにもホワイトモデルがブラックモデルよりも若干高いというのがいくつかある。ホワイトPCを組む際の予算は、ブラックPCで組む場合よりも多めに見積もっておくのがよいだろう。そうしたところも含め、ホワイトPCは特別な思いの詰まったPCになると思うので、この夏にチャレンジしてみてはいかがだろうか。

MPG GUNGNIR 110R WHITE詳細ページ
購入する
MSIサイト

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