IoTが当たり前となった今こそ参加したい国内最大級のIoTイベント

IoTとAIで見える次の世界は? 会場開催に注目なSORACOM Discovery 2023

大谷イビサ 編集●ASCII

提供: ソラコム

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 ソラコムの年次イベント「SORACOM Discovery 2023」の開催が、いよいよ7月5日(水)・6日(木)に近づいた。IoTが当たり前の存在になった今年のテーマは「Connect/Reconnect」。4年ぶりの会場開催も実現したイベントの見どころを初回から参加しているASCII編集部のオオタニが解説しよう。

国内最大級のIoTイベントが今年も開催!

4年ぶりのリアル会場開催も 今年はIoTとAIの連携にも注目

 SORACOM Discoveryはソラコムが年に一度開催する年次イベントになる。ソラコム創業時から開催されてきたイベントで、当初はソラコムの新サービス発表がメインコンテンツだったが、近年はユーザー事例やIoTプロジェクト関連のセッションがボリュームを占めるようになり、多くのユーザーが楽しめる。こうしたイベントの特性もあり、ベンダーイベントでありながら、国内最大級のIoTカンファレンスになっている。

 コロナ禍のこの数年はオンラインでの開催だったが、今回はいよいよ4年ぶりに会場開催が戻ってくる。具体的には初日の5日はオンラインのみの開催、6日がANAインターコンチネンタルホテル東京で会場開催のみの開催となる。

 さて、SORACOM Discovery 2023が掲げたテーマは「Connect/Reconnect」だ。モノが当たり前のようにつながるようになり、生成AIのような技術がいよいよ現実味を帯びてきた昨今、IoTは明らかに新しいフェーズを迎えつつある。具体的にはIoTがデータを収集するインフラとなり、そこから新たな価値を生み出すべくAIを活用する流れが鮮明になっている。そんな今こそ知っておきたい知識、ノウハウ、経験談を得られるのが、今回のSORACOM Discovery 2023になる。

会場開催で空間と時間を共有し、改めてつながろう

 オンライン開催の初日7月5日のテーマは「テクノロジーとビジネス」。ソラコムが民主化したIoTによってユーザー企業に起こった変化を、変革の最前線に立つゲストが語る。特別講演「AIとIoT、テクノロジー活用と事業の変革」では、早稲田大学 入山章栄教授のモデレートの元、フジテック、ヤマト運輸、GOの3社がIoT導入後のビジネスについて語る。また、セコム、DeNA、ユカイ工学などがIoTの新規事業について語るセッションもオススメだ。

 会場開催となる7月6日のテーマは「各業界の実践リーダーが語るテクノロジー活用、ビジネスの進化」で、ここでしか聞けないセッションが目白押し。各業界の課題と変革を探るとともに、テクノロジー面ではIoTとAIの関係性について学ぶ。

 ソラコム 玉川憲社長が登壇する基調講演の「”Connect – Reconnect“ データはつながり、新しいフェーズへ」では、三菱電機、東京電力エナジーパートナー、ピクシーダストテクノロジーズをゲストに迎え、テクノロジー活用の最新動向を聞くとともに、毎年恒例のSORACOMのアップデートや新機能も披露される。さらにCTOキーノート「つながる未来のその先に ~ AIと "真のIoT"」では、IoTとAIによるデータ活用の可能性について、安川健太CTOがビジョンを語る。

4年前の会場開催で登壇するソラコム 玉川憲社長

 業界特化セッションでは、製造業として空調機器のIoT化や、PoCプロセスの効率化を進める三菱電機と、現場からスマートファクトリーを目指すトヨタ自動車、小売業としてソラカメを活用するベイシア、スマート物流を掲げる日本郵政、ヘルスケア分野からは睡眠など健康維持の分野で研究開発の結果をIoTを活用して日常生活に届けるS’UIMINやピクシーダストテクノロジーズなどが登壇する。なお、6日の夕方からはアスキー総合研究所も登壇し、ラーメン文化の発信基地/ラボ型店舗「ラーメンWalkerキッチン」でのSORACOM活用と現場DXの取り組みを披露する。

 もちろん両日参加が望ましいが、オススメはやはり会場開催の7月6日。「モノ」を扱うIoTだけに、会場開催に参加するだけで、セッションだけでなく30を超える企業の展示もあるため、大きな意義があるはずだ。Connect/Reconnectというテーマも、会場で時間と空間を共用することで、体験を共にし、実際に会って話し、次のアイデアを得ると言う意味も込めているという。

 参加は無料。昨年の参加者は4400人を超え、満足度も90%を超えたという。IoTというテーマを追い続けている人も、展示会はしばしご無沙汰の人も、SORACOM Discoveryで自らの知識や理解をアップデートしてはいかがだろうか?

■関連サイト

(提供:ソラコム)

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