このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

スマホを傾けて遊ぶ新感覚シューティング!モンストシリーズ最新作『キュービックスターズ』先行体験レポ

2023年05月23日 15時40分更新

文● 馬波レイ 編集●ジサトラハッチ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

開発中バージョンを先行プレイ
合体・分離の使い分けがクリアーのカギを握りそう!

 先行体験会は、複数のメディアが参加して行われ、貸与されたスマートフォンを使っての1時間ほどのプレイとなった。

 前述したように、スマホのジャイロセンサーを使い端末を傾けてキャラクター移動の操作を行う本作。直感的な操作であるだけに、ゲームをまったく触ったことがない人でもすんなり楽しめそうだと感じた。また、移動操作のために画面をタッチする必要がないため、画面いっぱいが使える広さは、演出面での強みとなりそうだ。

クエスト中の画面

 基本的なゲームのルールは、避けて撃つというシューティングゲームらしいもの。各種ショットを使ってステージ上に点在する敵をすべて倒せばクエストクリアーで、敵の放つ攻撃を食らってキャラクター全員のHPが0になると失敗となる。

ジャイロの感度はプレイヤー好みに調整可能。操作をバーチャルパッドに切り替えることもできる

 ショットの種類は、攻撃範囲内の敵を自動で狙い撃つ通常ショット、キャラクターごと一定時間ごとに使える威力の高いキャラクタースキル、時間経過で溜まるゲージを消費することで発動できる強力なストライクスキルの3つ。通常攻撃以外は、相手にダメージを与えるだけでなくHP回復やバフ効果もあるので、使い所が重要になることだろう。

キャラクタースキル。高い威力で敵を攻撃する技

ストライクスキル。攻撃以外にもHP回復やバリア展開など多彩な能力が

 もっとも特徴的なのが“合体”と“分離”の仕組み。クエストには4人のキャラクターでチームを選んで挑むのだが、分離モードでは4人のキャラクターが個別に動くこともできる。ソロプレイ時は操作キャラクターに残りのキャラクターが追従するが、マルチプレイの場合は4人がバラバラに動ける。攻撃は緊急回避用のダッシュ(短時間の無敵効果あり)でも回避できる。

オンラインプレイでの分離モードはプレイヤーごとにキャラクターを個別に操作できる

 対して合体モードは、全員がひとかたまりとなって行動する。合体中は攻撃力がアップしたり、HPが徐々に回復したりといったメリットが。反面、合体中は的が大きくなり、オンラインプレイでは全員が同じ方向に移動をしていないと速度が低下するというデメリットもある。ちなみに分離はいつでも可能だ。

フィールド上にあるストライクベースに接触することで合体状態となる

 まずはソロプレイでこうしたシステムを理解した上でマルチプレイを体験してみたわけだが、そこでは従来の協力プレイとはひと味違った新しい体験が得られた。ひとつのクエスト中で状況に応じて合体・分離を使い分けながら戦っていく感覚は目新しく、例えばボス戦では1人がオトリとなって、残りの3人が合体して攻撃を加えるなんてこともできた。

 ただし前述したように、合体時はプレイヤー全員の息があっていないと移動速度は低下してしまう(進む方向はホストのキャラクターに主導権がある)。意思疎通がうまくいかずにお互いが足を引っ張り合うこともあるが、言葉をかわさずともプレイヤー同士の狙いが一致したときはなんとも言えぬ気持ちのよさ! 4人で対面してのプレイだったこともあり、余計にそうしたワチャワチャ感を楽しめた。

 体験時間が限られていたためキャラクター育成について詳しく知ることはできなかったが、キャラクターごとのスキルやアビリティの違いはもちろん、キューブと呼ばれる装備や、スキルパネルを使ったキャラクター強化要素などにて、プレイヤーごとに幅広いカスタマイズを楽しむことができる気配はムンムンであった。モンストの爆絶的な超高難度クエストにも挑んでみたが、ボスに軽く撫でられただけで瞬殺されたことは付け加えておきたい。

 新規タイトルということもあり覚えるシステムが多そうではあるが、それは新しい遊びに意欲的に挑戦しているということの裏返し。モンストシリーズのファンはもちろん、新感覚の遊びを味わいたいゲームファンは一度はプレイしてみてはいかがだろうか。

【ゲーム情報】

タイトル:キュービックスターズ
ジャンル:ジャイロシューティングRPG
配信:MIXI/XFLAG
プラットフォーム:iOS 11.0以降/Android 7.0以降
配信日:5月23日(絶賛配信中)
価格:基本プレイ無料(アイテム課金制)

前へ 1 2 次へ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中