今回レビューするのは、モトローラの「moto g13」。4月21日に発売されたmoto gシリーズの最新モデル。2万円台が並ぶ同シリーズにおいて最も低価格なモデルであり、約6.5型のディスプレー、約5000万画素のメインカメラなどが特徴のSIMフリースマホです。
モトローラ公式ストアでの価格は2万2800円。カラーはラベンダーブルー、マットチャコールの2色となっています。
スリムで持ちやすい本体
サウンド面は価格以上の性能
本体は片手でしっかり握れます。幅は約74.66mmと標準サイズであるものの、厚みが比較的抑えられているため、持ちにくさはありません。側面のエッジに指がかかる点も手になじむ要因でしょう。なお、専用のクリアケースが付属します。
本体右側にある電源ボタンには、指紋センサーを搭載。右手で持ったときに親指でサッと認証できます。認証自体は非常に速く、正確です。また、電源ボタンを2回タップしてショートカットを呼び出せる「パワータッチ」機能もあります。
本機はnanoSIMのデュアルスロットを搭載(DSDV対応)。なお5G通信には対応していません。
画面は約6.5型のLCD(液晶)ディスプレー。解像度はHD+(1600×720ドット)。注目は、この価格帯では珍しいステレオスピーカーを搭載し、さらにDolby Atmosに対応すること。動画の解像度が物足りないので動画視聴をじゅうぶんに楽しめるかは意見が分かれるところかと思いますが、サウンド面では価格以上の性能を楽しめるでしょう。90Hzのリフレッシュレートに対応するため、画面表示は滑らかです。

この連載の記事
-
第444回
スマホ
ようやく発売されたOrbicの格安スマホ「FUN+ 4G」はサブ端末向き -
第442回
スマホ
「Xiaomi Pad 6」はキーボードやペンで使い倒せるミドルハイタブレット -
第441回
スマホ
HTCから5Gスマホ「HTC U23 Pro」登場! カメラが4眼でメタバースにも使える -
第440回
スマホ
11.6型で7:5比率はゲームにも読書にも便利! ハイエンドタブレット「OPPO Pad 2」 -
第439回
スマホ
タブレットもタフボディーの時代! Blackview「OSCAL Spider 8」はアウトドアも余裕な頑丈さ -
第438回
スマホ
最新のスナドラ搭載で軽量、価格もほどほどで万人向けの「AQUOS R8」 -
第437回
スマホ
折りたたみの完成形「Galaxy Z Fold5」は軽くて薄くて使い勝手が大幅向上した -
第436回
スマホ
海外旅行で5Gが使えるモバイルルーター「GlocalMe Numen Air」を東南アジアで使い倒す! -
第435回
スマホ
国内発売期待大の小型高性能スマホ、ASUS「Zenfone 10」を前モデルと比較 -
第434回
スマホ
デザインを刷新して使い勝手が向上した折りたたみスマホ「motorola razr 40 ULTRA」 -
第433回
スマホ
防水・FeliCaだけじゃない! 「motorola edge 40」は日本人に適した使い勝手が魅力 - この連載の一覧へ