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熊本の天然資源を生かした高級クラフトジン「KUMAMOTO CRAFTGIN PROJECT」

Kumamoto City Pitch2022-2023

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 ここからはHIGOCANVAS採択企業ピッチ及びKumamoto City Pitchに登壇した、他の6社を紹介する。

大型製造工場の維持管理をDX、オーヘン工業株式会社

オーヘン工業株式会社 森田悠斗 代表取締役

 オーヘン工業は大型製造工場の維持管理をDXすることで、地域産業の持続可能性を高める。森田悠斗代表取締役は、大型製造工場が策定する年間保全計画に、平均40%前後の未達がある問題に着目した。工場の生産設備を支えるパートナー企業も、優れた技術があるにもかかわらず、人員不足や赤字に苦しむ企業が多いという。

 そこでオーヘン工業が仲介役となり工場に最適なパートナー企業を紹介する「オーヘン護全」を立ち上げた。単なる仲介ではなく、提携するパートナー企業と協力して自社に技術を蓄積し、工場に対して技術的な提案もすることで競合優位性を高める。

ブロックチェーンゲーム特化のSNS開発を模索したIRISA

IRISA 福塚大和 代表

 IRISAはKumamoto City Acceralation Program「HIGO CANVAS」のweb3枠として採択されたが、事業のピボットを決定し、ピッチでは活動報告をした。ブロックチェーンゲームに特化したSNSの開発を試みたが、ブロックチェーンゲーム自体の利用者数が少ないことや、「オラクル問題」と呼ばれるブロックチェーン特有の課題から開発を断念した。

対抗型ランニングアプリ「RUN CREW」の開発、運営をする株式会社グロースケイパビリティ

株式会社グロースケイパビリティ 髙橋大輔 代表取締役CEO

 グロースケイパビリティは対抗型ランニングアプリ「RUN CREW」を開発、運営する。「RUN CREW」は国内における市民ランナー約550万人の中で、競技志向の強い約100万人をターゲットにすることで、他のファンラン向けトレーニングアプリと差別化を図る。

 髙橋大輔代表取締役CEOは、新型コロナウイルス禍で、競技志向者がトレーニングの成果を披露する場がなくなったことに着目した。「RUN CREW」は走力に応じたランク分けにより初心者でも評価を得やすく、チームでも利用できる特徴がある。

 アプリには提携企業からランニンググッズが授与される報酬制度や広告機能を搭載する。2023年1月時点の登録者数は2100人で、12月までに1万人を目指す。また、ランニングだけに留まらず、サイクリングやトライアスロンなど、他競技への展開も見据えている。

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