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熊本の天然資源を生かした高級クラフトジン「KUMAMOTO CRAFTGIN PROJECT」

Kumamoto City Pitch2022-2023

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web3のダイレクトマーケテイングツールを開発する株式会社和らしべがFUNDINNO賞を受賞

株式会社和らしべ 井元秀彰 代表取締役

 FUNDINNO賞を受賞したのはweb3のダイレクトマーケティングツール「BADGE」を開発する和らしべだ。チラシやクーポン、ポイントカードなどのマーケティング手法をブロックチェーンの技術で効率化する。

 消費者は各店舗でバラバラに作成されたクーポンやアプリを自身のウォレットで一元管理できる。販売者にはクーポンやアプリ、管理システムの製作、運用コストを削減しながら、セキュリティを担保できるメリットがある。また、消費者のウォレット情報をもとにクーポンを配布するターゲティング手法も可能だ。

 DAIHATSUやRICOHなどの大企業を含めた20社以上の導入実績がある。また、クーポン以外にも会員カードや資格の認定証、卒業証書など多様なユースケースでの展開が可能だ。ターゲット分析や広告運用に使えるSaaS製品の開発も併せておこなう。

「やさしい薬箱」を開発するあかくま屋株式会社がMakuake賞を受賞

あかくま屋株式会社 加納ひろみ 代表取締役

 Makuake賞を受賞したのは「やさしい薬箱」を開発するあかくま屋だ。シンプルな設計の薬箱を開発し、薬の飲み過ぎや飲み忘れを防止する。国内の服薬者数は約4700万人で、半数が高齢者だという。薬を正しく服用できないことにより、健康を損なう人も多い。

 「優しい薬箱」は最後に蓋を開けた時間が画面に表示されるだけのシンプルな設計だ。BluetoothやWi-Fi接続などの機能は一切ない。

 BtoCの展開だけではなく、IoTの仕組みを取り入れ、利用者の服薬データを病院や薬局に提供する道も模索している。また、着ぐるみ製作を本業とする加納ひろみ代表取締役の知見を生かして、IPを用いた周知活動にも注力していく。

近視治療器具「アイレボ」を開発するメドキュア株式会社がファクトリエ賞を受賞

メドキュア株式会社 沼垣勝 代表取締役

 ライフスタイルアクセントからファクトリエ賞を受賞したのは、近視治療器具「アイレボ」を開発するメドキュアだ。世界人口における近視者の割合は2020年の33%から2050年には52%になると予測されている。

 近視の原因は遺伝子もしくは変形の2択だが、現在の研究では近視の増加は遺伝で説明できないとされているため、スマホやタブレットの普及による変形という説が濃厚だ。

「アイレボ」は目に押し当ててマッサージができるシリコン製のマッサージカップと使用後に目の周りをケアするためのホホバオイルがセットで販売される。利用者のモニタリング結果として平均1.57倍の視力回復倍率が実証された。

 競合サービスのエビデンスが乏しい中で、特許の取得や論文の発表、臨床試験の実施により優位性を高める。また、中国、韓国、米国、日本の4か国におけるグローバル展開も視野に入れている。

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