東京都のモノづくり支援 最優秀賞は女性向けスマート防犯アクセサリー「yolni」
未来のものづくりベンチャー発掘コンテスト「Tokyo ものづくり Movement」
置くだけで、日本庭園〜線香花火のような照明「Dew」
デザインプロジェクト「VISTRO」として活動している高橋 良爾氏は、線香花火のようなベッドサイド照明「Dew」を紹介。イメージは現代の鹿威し。土台にアロマオイルを注ぐと、LEDの取り付けられた筒の先端から水滴がぽつりぽつりと滴下し、香りとともに光が揺らぐ。線香花火のような動きを再現するために医療用のマイクロポンプを内蔵し、定期的に水滴が落ちる仕組みだ。アロマディフューザーと違い、滴下するたびに新鮮な香りが広がる。価格は12万円を想定。ミラノサローネ・サテリテのパーマネントコレクションにも収蔵されているほか、数々の国際賞を受賞。シカゴのインテリア会社から5000個の注文があり、今後は量産化や意匠登録を予定しているとのこと。
デザイン性と機能性を両立させ、自由にカスタマイズを楽しめる園芸鉢「alternative plant pot」
「alternative plant pot」は、ビザール・プランツ(サボテン、多肉植物、塊根植物、アガベなどの総称)に特化したな植木鉢。台座、本体、延長パーツを組み合わせて作るセミオーダーメイドで、植物の育成に合わせて高さを変えたり、通気性を好む植物には土台を付けたり、カスタマイズできるのが特徴だ。2022年秋にはイベントで展示販売し、現在はオンラインストアによる直販のほか、6店舗と取引して卸売販売も行っている。2023年度中には法人化し、量産体制を整えていきたいとのこと。
綿棒の綿に触れずに取り出せる衛生的な綿棒ケース「綿きれい」
市販の綿棒は、容器の上から取ると、綿に指が触れてしまう。綿棒は眼のふちなど粘膜や傷口などに使うので衛生的に使いたい。「綿きれい」はキューブ型のケースで、綿棒を横向きに収納して側面のスリットから1本ずつ棒を部分を持って取り出せる(特許取得済み)。1ケースで400本収納可能。今後は、ホームセンターやギフトショップ、オンラインショップでの販売を目指しているそうだ。