丸の内LOVE Walker総編集長・玉置泰紀の丸の内MEMO 第3回
丸の内LOVE Walker総編集長・玉置泰紀の丸の内MEMO 第3回
ついについにやってきた! 4年ぶりのクラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ」
ついにやってきた。4年ぶりの開催となる世界最大規模の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2023」(2023年5月4日、5日、6日開催)! 今年のテーマは「Beethoven - ベートーヴェン」。東京国際フォーラムをメイン会場に、大手町・丸の内・有楽町、東京駅、京橋、銀座、日本橋、日比谷で展開する。今回の公演数は50公演(無料公演も含む)で、演奏時間は45分程度でチケットの料金も低価格で用意されており、エリア内の各施設や屋外も含めて、多彩な無料コンサートも開催される。中止になった2020年のラ・フォル・ジュルネのテーマは生誕250周年のベートーヴェンだったが、4年ぶりに満を持しての復活だ。
筆者は、本日、5月4日から6日までの3日間、丸の内は勿論、大手町や有楽町など、周辺エリアも回りながら、祝祭の様子をリポートしていく。本日のコンサートやイベントの様子は、明日アップしていくので、よろしくお願いいたします。
メイン会場の東京国際フォーラムはコンサートだけでなく、グルメやブース、イベントが盛りだくさん
東京に「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」として上陸したのは2005年。クラシックのイベントとしては驚異的な盛り上がりを見せており、2007年には来場者数が100万人を超え、2019年までに延べ866万人の来場者数を記録し、世界最大級の音楽祭に成長している。しかし、ここまで日本に定着し愛されてきた音楽祭も、フランス本国同様、コロナ禍のため、2020年〜2022年は中止を余儀なくされ、今年は4年ぶりの開催となる。
イベントの楽しみのひとつはグルメだが、東京国際フォーラム館内にも個性豊かなカフェやレストランがある。各店で「LFJ2023応援キャンペーン」を実施する。対象のメニュー/サービスを利用すれば、限定グッズをゲットできる。音楽祭の期間中、東京国際フォーラム館内の各店で用意している「LFJ2023特別メニュー/サービス」を利用した人の先着5,500名に「オリジナルポーチ」がプレゼントされる。
また、東京国際フォーラム名物のネオ屋台村も、地上広場(マグダレーネ)に多くのキッチンカーがやってくる。
さらに、同フォーラム地下1階のロビーギャラリーには、公式グッズやCDなどの物販のほか、楽器など音楽メーカーのブースが出て、さらに、OTTAVA×ぴあクラシックのミニコンサートも行なわれる。
本日4日は、10時15分からの「キッズのためのオーケストラ・コンサート ベートーヴェンの喜怒哀楽」をさっそく聞いてきたが、大きなAホールが満杯で、子供たちと親たちが意気揚々と参加。膝の上で聴く子供もいれば、泣き出す子供もいるがへっちゃら。ライトも明るく点いて、角田鋼介さんの指揮と楽しいお話、日本センチュリー交響楽団の演奏で大いに盛り上がった。
ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2023
テーマタイトルBeethoven - ベートーヴェン
・会場 東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町、東京駅、京橋、銀座、日本橋、日比谷
・期間 5月4日~6日
この連載の記事
- 第11回
地方活性
1年半不在だった丸の内の顔「三菱一号館美術館」 再オープン初の展覧会で巨匠ロートレックと現代・仏を代表する芸術家ソフィ・カルのコラボがついに実現 - 第10回
地方活性
夏の皇居三の丸尚蔵館は、美しい「いきもの」から可愛い「いきもの」まで、若冲の国宝《動植綵絵》はもちろん、書、絵、金属、陶磁、ガラス、刺繍などあらゆる表現の「いきもの」で埋め尽くされるぞ - 第9回
地方活性
丸の内仲通りに面した現代アートのショーケース「CADAN有楽町」が誕生。若手から老舗まで50軒のギャラリーが入れ替わりで、旬のアートを無料で気楽に楽しめる - 第8回
地方活性
東京国際フォーラム・ガラス棟の会議室で帝国ホテルの最高の料理が楽しめる「秋冬パーティープラン」が10月1日からスタートするぞ - 第7回
地方活性
注目の画家、甲斐荘楠音の26年ぶりの回顧展が、東京駅構内の東京ステーションギャラリーで、映画界での活動など全貌を集めて開催 - 第6回
地方活性
4年ぶりのクラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ」(東京・丸の内など)がついに歓喜の千秋楽を迎えたぞ - 第5回
地方活性
本日5月6日は最終日! クラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ」2日目は、街を巡って無料コンサート会場チェックに行ってきたぞ! - 第4回
地方活性
まさしく熱狂の日! クラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ」初日を楽しんできたぞ! - 第2回
地方活性
4年ぶりに丸の内に復活する世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」の楽しさをおさらいするぞ - 第1回
地方活性
東京駅の中にある美術館で近代大阪の日本画を愛でる時間空間旅行へ行こう