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医療用ロボやりんご配合の合成皮革、ご当地サウナカーなど スタートアップが8自治体から集結

「JAPAN STARTUP SELECTION the 9th Edition」レポート

特集
ASCII STARTUP イベントピックアップ

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株式会社アクアテック 
中国で水処理事業などを中心に事業展開

 中国で、水処理事業を中心に事業展開するアクアテック。今回の出展は、中国への進出を企図する日本企業への訴求が目的という。

 中国への企業進出、特に公共事業への参加には、政府系企業との合同会社が必要などハードルは高い。アクアテックでは、関連会社が中国の政府系企業との合弁会社を設立しており、公共事業の元請ができるので、日本企業の窓口としての立ち回りができるとしている。

増一屋 合同会社
サステナブルな食品を身近においしく

 大豆ミート惣菜を手掛ける増一屋は、食感や味わいなどの面でも、「大豆とは思えない」おいしさが評価されている。ヴィーガンや宗教的禁忌のニーズに対応するだけでなく、新しい食材、食べ方としておいしさを求めるニーズにも応えられる品質がポイントだ。

 100%大豆による代替肉のほかにも、大豆などを混ぜた食肉を使用した加工食品なども別事業で手掛けており、おいしい食品を開発していくという基本は変わらない。「ヴィーガンだから」などの理由だけでなく、「おいしいから」という理由で選んで、食べてもらえるような食品を提供していきたいという。

株式会社UPay 
米ストローの製造販売により、プラスチックが当たり前ではない世界を実現

 脱プラスチックやサステナビリティの観点から注目されるストロー。従来のプラスチック製ストローの代替となっている紙ストローは、耐久性や味わいの変化などで課題があり評判はかんばしくない。

 UPayが製造販売する米ストローは、米とコーンスターチを原料とした100%植物性のストローで、およそ100日で土壌や海中で完全分解されるとのこと。また、2時間以上の耐久性に加え、飲み物の味や温度に変化を与えず快適な飲み心地を実現するという。

 紙ストローと比較してコストは高くなってしまうものの、高級店をはじめとして、味わいや環境などを重視する飲食店、企業ノベルティ、個人利用などにおいてフィットする価格ということで多くの引き合い、問い合わせがあるそうだ。

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